Biko
@biko_250512
2026年1月8日
アフター・ユー
一穂ミチ
読み終わった
主人公の男性と長年いっしょに暮らした恋人が、突然知らない男と船で遭難してしまう。その足跡を男の妻と2人でたどる不思議な物語。想像を超える過去の真実が少しずつ明らかになっていくのだけど、そういうことってきっとあり得るよなと感じたり、一番近い人のことを全く知らなかったとしても、それもまた人間だよなと思えたり。でも最後に辿り着いたのは、大切な人を思う気持ち、深い深い愛情。そしてそれはきちんと伝えて確かめあわないと、あっという間に消える儚いものだということ。当たり前の日常の幸せは当たり前ではないということ。まだこの物語を100%体に沁み渡らせてない感じがある。これから何度も読み返すたびに新たなシミジミを味わうことができるのが楽しみで仕方がない。本はいいな。


