
りら
@lilas_lilacs
2026年1月9日
まぶしい便り
ペク・スリン,
カン・バンファ
読み終わった
感想
読書日記
読了後、やわらかな光に心が満たされた。
幼い頃についた嘘がもたらす罪悪感。親友たちとの断絶。寄る辺なさからくる孤独。
後悔を抱え続けた過去と長年の秘密を解き明かした現在。そして勇気を奮い起こし未来へ踏み出す女性の、繊細な筆致で描かれた心の機微が切なくも美しい。
ペク・スリンは前作の『夏のヴィラ』もとてもよかった。繊細でありながらしなやかな強さもある、この人の文章がとても好き。韓国に縁もゆかりもないのに、読んでいるとどこか郷愁を感じる。懐かしさと切なさと哀しさが入り混じったような感情が湧いてくる。
ペク・スリンは翻訳されてない小説やエッセイがあるようなので、いつか読める日がきますように。









