Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
りら
りら
りら
@lilas_lilacs
○翻訳小説が好き/ミステリー、ファンタジー、YA ○リストにオールタイムベストあり ○最近は読書の時間がなかなかとれないけれど、ゆっくりじっくり味わって楽しみたい
  • 2026年1月10日
    シュガータイム
    シュガータイム
    小川さんの小説は、静けさとさみしさ、痛みと心許なさに満ちている。何事にも終わりがあり、青春の日々が過ぎ去っても、思い出が消えることはない。のちに振り返ると鮮やかによみがえる過去が、まぶしくて少し哀しい過去が、彼女を支えるよすがとなりますように
  • 2026年1月9日
    まぶしい便り
    まぶしい便り
    読了後、やわらかな光に心が満たされた。 幼い頃についた嘘がもたらす罪悪感。親友たちとの断絶。寄る辺なさからくる孤独。 後悔を抱え続けた過去と長年の秘密を解き明かした現在。そして勇気を奮い起こし未来へ踏み出す女性の、繊細な筆致で描かれた心の機微が切なくも美しい。 ペク・スリンは前作の『夏のヴィラ』もとてもよかった。繊細でありながらしなやかな強さもある、この人の文章がとても好き。韓国に縁もゆかりもないのに、読んでいるとどこか郷愁を感じる。懐かしさと切なさと哀しさが入り混じったような感情が湧いてくる。 ペク・スリンは翻訳されてない小説やエッセイがあるようなので、いつか読める日がきますように。
  • 2026年1月3日
    レーエンデ国物語 夜明け前
    2026年の1冊目は多崎礼さん。 革命のために流れたおびただしい血。独立のために辛抱強く蒔き続けた希望の種。 残酷で無慈悲な道を厭わず、光を呼び込むために闇と絶望を引き受けた者。つねに正しくあろうとした者。目指すものは同じでも人によって正義は違い、道が分かれてしまうこともある。そして激しくぶつかり合い、散っていく命がある。 どちらかが欠けても歴史は動かなかった。それがとても悲しい。 次作はいよいよクライマックスなのかな? 物語の結末は薄々予想がついても、そこに至るまでの道のりがどうなるのか、どれだけ苛酷な、そして希望に満ちた物語になるのか、今からすごくどきどきする……!
  • 2025年10月26日
    雨のうた
    雨は記憶を呼び起こすものなのかもしれない。傘の色、雨に濡れて光る花や散る花びら。その記憶とともに込められた感情。百人の歌人が詠む百通りの雨は、しとしとと心に潤いをもたらしてくれた。 橋爪志保さんの「ここへ来て一緒に濡れてほしいのにあなたは傘をたくさんくれる」が一番好きだったな。 このシリーズは装丁も凝っていて、『雨のうた』は表紙の色が抜群にすてき! 買う予定はなかったのに、本屋さんで見かけて一目惚れしてお迎えしました。
  • 2025年10月24日
    こうしてぼくはスパイになった
    こうしてぼくはスパイになった
    第二次世界大戦中、ロンドンで三人の少年少女が暗号解読に挑む物語。 戦時下の厳しい状況や主人公バーティが背負う罪悪感、友人デイヴィッドの境遇には胸が痛むけれど、才気煥発なエレノアと力を合わせて謎を解いていく姿は応援せずにいられない。そしてなにより、ふわふわのスパニエル犬が最高にかわいい!
  • 2025年10月21日
    ヨルダンの本屋に住んでみた
    すっっっっごく面白かった! 一気読みなんて何年ぶりだろう。絶対安心安全堅実確実路線を選んでしまう私にはできない生き方、思い立ったら即行動の勇気がまぶしすぎる〜! ハプニングの数々、仲間たちとのおしゃべりや旅行。フウさんの明るい人柄が伝わってきて読んでいて楽しかった!
  • 2025年10月12日
    宮廷医女の推理譚
    宮廷医女の推理譚
    表紙がいい意味で創元推理文庫っぽくなくて発売されたときから気になっていたので、本屋さんに行ったときにほかの本と一緒にお迎えしました。 朝鮮王朝期の宮廷医女の物語、しかも推理譚ということで、めずらしいしわくわくするし、読むのがすごく楽しみ。表紙が気に入った本はたいてい中身も好きになることが多いから期待大
  • 2025年10月12日
    おいしいが聞こえる
    おいしいが聞こえる
    ひらいめぐみさんの日記本がとても好きなので、書き下ろしを大幅に加えての文庫化と聞いたら買うしかないよね
  • 2025年10月5日
    編めば編むほどわたしはわたしになっていった
    編み物作家による、自らの生き方を振り返るエッセイ。過去を見つめる眼差しがあたたかくてやわらかくてとてもよかった。 学校に馴染めなかった中学時代。新潟から上京して進学した大学。お金を貯めるため働いた秋田の旅館。編み物を仕事にするまでと家族のこと親戚のこと。数々のエピソードから三國さんの人柄が伝わってくる。 幼い頃からまわりに流されず"自分らしさ"を持っていたことが生きづらさにつながった時期もあったけれど、大人になり編み物を仕事にしていくなかで"自分らしさ"が活きてきたこと。 三國さんの紡ぐ文章は淡々としてるけれど、どんな生き方も肯定してくれる気がする。
  • 2025年9月30日
    風に向かって
    風に向かって
    1930年代アメリカの物語。 誰からも愛されず孤独だった女性が家族を得て愛を知る。大旱魃、砂塵嵐、大恐慌と過酷すぎる試練の数々に強靱な意志で立ち向かい決してあきらめない姿に、時代や国が違っても心震わさずにいられなかった。 夫の失踪、義父母との別れ、燃え上がる怒りを持て余す娘、砂塵による肺炎で弱った息子。生き抜くためにしてきた選択は果たして正しかったのか。 愛に飢えていた少女が家族を得て子どもを授かり、愛し愛される女性へと変わっていく。この小説は、厳しい時代ながら、ひとりの女性が真実の愛を手に入れるまでの道程を描き出した、愛の物語だと思う。 今年のベストテン入り確定です
  • 2025年9月18日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    とっても愛おしい物語だった。シェアハウスで共同生活をおくる彼女たちの悩みや葛藤や喜びとおいしそうな台湾料理。大家が長年抱えていたこだわりと記憶からの解放。それらすべてを包み込むあたたかな空間と時間と食事に心がほこほこした。すごくよかったです!
  • 2025年9月14日
    リスボン日和 十歳の娘と十歳だった私が歩くやさしいまち
    とてもすてきなエッセイでした。作家が10歳のときに過ごした街リスボン。10歳の娘を連れて再訪し、今は亡き両親に思いを馳せる。不器用ながらも両親に愛された記憶と、娘を思いきり愛するという決意。家族の思い出はこうして作られていくのだなと胸がいっぱいになった
  • 2025年9月3日
    図書室の魔法 上 (創元SF文庫)
    図書室の魔法 上 (創元SF文庫)
    一度手放してしまったけど、またお迎えしました! 主人公がつらい現実と折り合いをつける、その支えとなったのが本を読むこと。実在の本が次々登場するから、ブックガイドとしても◎
  • 2025年8月28日
    本と歩く人
    本と歩く人
    やっぱり本っていいな、大好きだなと思える心温まる小説だった。 本を配達する老書店員カールと賢く元気いっぱいのシャシャ。少女の突飛な言動に翻弄されるカールと個性的な顧客たち。それぞれが悩みや問題を抱えていたけれど、シャシャにいつしか心動かされ、自らを縛っていた境遇から一歩踏み出す勇気を得る。本は人と人をつなぎ、癒しや喜びをもたらす。それってすてきなことだよね
  • 2025年8月19日
    現代生活独習ノート
    津村さんの文章は、五臓六腑に染み渡る滋味深いスープのようで、するすると身体に浸透していく。疲れて何もやる気が起きないときでも寄り添ってくれる。頑張って! とか、やればできる! とか、そういうのとは真逆でそれがすごく心地いい
  • 2025年8月10日
    韓国ドラマ沼にハマってみたら
    角田光代さんの韓国ドラマへの愛をひしひしと感じた。これは読んだ人たち全員がもれなく韓国ドラマ沼に足を突っ込んでしまうであろう危険な書……! ネトフリが韓国ドラマ手厚いみたいで、加入しようか一瞬真剣に考えてしまった
  • 2025年8月10日
    韓国ドラマ沼にハマってみたら
    まだ序盤だけど、猛烈に韓国ドラマが観たくなってきた! 中国ドラマだけでも追い切れてないのに、韓国ドラマにまでハマってしまったら、1日24時間なんて時間が足りなすぎる!
  • 2025年7月24日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    読んでてすごく楽しかった! 読んだことのある本は再読したくなったし、まだ読んでいない本は早く読みたくてうずうずしたし、次々と読みたい本が登場して読書欲が刺激されまくり。1冊の本から世界が広がっていくのって楽しいしすてきだよね!
  • 2025年7月22日
    彼女を見守る
    彼女を見守る
    イタリアの荘厳な歴史と芸術を背景にした波瀾万丈な物語に圧倒された。空を飛びたかった少女と何者でもなかった石工見習いの少年を待っていた未来。時代や政治に翻弄されながらも続いた二人の交流。タイトルに込められた思いに胸が詰まる
  • 2025年7月18日
    レーエンデ国物語 月と太陽
    読むのが遅くなったけど、すごくすごくよかった。昔から王子様に守ってもらう可憐なお姫様より、闘って自らの道を切り拓く少女が好きで。だから、レーエンデに自由を取り戻すため先頭に立ち続けたテッサが、希望や矜持を持ち続けたテッサが本当に大好き
読み込み中...