

りら
@lilas_lilacs
翻訳小説が好き/ミステリー、ファンタジー、YA
リストにオールタイムベストがあります
- 2025年10月5日
- 2025年9月30日風に向かってクリスティン・ハナ,岩瀬徳子読書日記読み終わった感想1930年代アメリカの物語。 誰からも愛されず孤独だった女性が家族を得て愛を知る。大旱魃、砂塵嵐、大恐慌と過酷すぎる試練の数々に強靱な意志で立ち向かい決してあきらめない姿に、時代や国が違っても心震わさずにいられなかった。 夫の失踪、義父母との別れ、燃え上がる怒りを持て余す娘、砂塵による肺炎で弱った息子。生き抜くためにしてきた選択は果たして正しかったのか。 愛に飢えていた少女が家族を得て子どもを授かり、愛し愛される女性へと変わっていく。この小説は、厳しい時代ながら、ひとりの女性が真実の愛を手に入れるまでの道程を描き出した、愛の物語だと思う。 今年のベストテン入り確定です
- 2025年9月18日四維街一号に暮らす五人三浦裕子,楊双子読み終わったとっても愛おしい物語だった。シェアハウスで共同生活をおくる彼女たちの悩みや葛藤や喜びとおいしそうな台湾料理。大家が長年抱えていたこだわりと記憶からの解放。それらすべてを包み込むあたたかな空間と時間と食事に心がほこほこした。すごくよかったです!
- 2025年9月14日リスボン日和 十歳の娘と十歳だった私が歩くやさしいまちイム・キョンソン,熊木勉読み終わったとてもすてきなエッセイでした。作家が10歳のときに過ごした街リスボン。10歳の娘を連れて再訪し、今は亡き両親に思いを馳せる。不器用ながらも両親に愛された記憶と、娘を思いきり愛するという決意。家族の思い出はこうして作られていくのだなと胸がいっぱいになった
- 2025年9月3日図書室の魔法 上 (創元SF文庫)ジョー・ウォルトン買ったかつて読んだ一度手放してしまったけど、またお迎えしました! 主人公がつらい現実と折り合いをつける、その支えとなったのが本を読むこと。実在の本が次々登場するから、ブックガイドとしても◎
- 2025年8月28日本と歩く人カルステン・ヘン,川東雅樹読み終わったやっぱり本っていいな、大好きだなと思える心温まる小説だった。 本を配達する老書店員カールと賢く元気いっぱいのシャシャ。少女の突飛な言動に翻弄されるカールと個性的な顧客たち。それぞれが悩みや問題を抱えていたけれど、シャシャにいつしか心動かされ、自らを縛っていた境遇から一歩踏み出す勇気を得る。本は人と人をつなぎ、癒しや喜びをもたらす。それってすてきなことだよね
- 2025年8月19日現代生活独習ノート津村記久子読み終わった津村さんの文章は、五臓六腑に染み渡る滋味深いスープのようで、するすると身体に浸透していく。疲れて何もやる気が起きないときでも寄り添ってくれる。頑張って! とか、やればできる! とか、そういうのとは真逆でそれがすごく心地いい
- 2025年8月10日韓国ドラマ沼にハマってみたら角田光代読み終わった角田光代さんの韓国ドラマへの愛をひしひしと感じた。これは読んだ人たち全員がもれなく韓国ドラマ沼に足を突っ込んでしまうであろう危険な書……! ネトフリが韓国ドラマ手厚いみたいで、加入しようか一瞬真剣に考えてしまった
- 2025年8月10日韓国ドラマ沼にハマってみたら角田光代読み始めたまだ序盤だけど、猛烈に韓国ドラマが観たくなってきた! 中国ドラマだけでも追い切れてないのに、韓国ドラマにまでハマってしまったら、1日24時間なんて時間が足りなすぎる!
- 2025年7月24日ギンガムチェックと塩漬けライム鴻巣友季子読み終わった読んでてすごく楽しかった! 読んだことのある本は再読したくなったし、まだ読んでいない本は早く読みたくてうずうずしたし、次々と読みたい本が登場して読書欲が刺激されまくり。1冊の本から世界が広がっていくのって楽しいしすてきだよね!
- 2025年7月22日彼女を見守るジャン=バティスト・アンドレア,澤田直読み終わったイタリアの荘厳な歴史と芸術を背景にした波瀾万丈な物語に圧倒された。空を飛びたかった少女と何者でもなかった石工見習いの少年を待っていた未来。時代や政治に翻弄されながらも続いた二人の交流。タイトルに込められた思いに胸が詰まる
- 2025年7月18日
- 2025年7月16日
- 2025年7月8日大都会の愛し方オ・ヨンア,パク・サンヨン読み終わったラストが切なすぎる……! 刹那的な生き方では埋められない孤独や人生に対するあきらめや焦り。どんなに陽気に振る舞っても隠しきれない寂しさに胸がきゅうっとなった。明るく軽やかな文章で語られるからこそ際立つ彼らの悲哀に、なんだか無性に泣きたくなった
- 2025年7月4日
- 2025年4月29日ささやきの島エミリー・グラヴェット,フランシス・ハーディング,児玉敦子読み終わった中篇ファンタジー。ページ数こそ少ないけれど、文章に添えられたイラストがどこか不気味な気配をもつ世界へと誘ってくれて、物語を肌で味わうことができた。怖がりの息子の優しさと勇気に、そして寡黙だった父が息子にかけた言葉に涙が出た
- 2025年4月20日
- 2025年4月16日
- 2025年4月16日
- 2025年4月13日
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