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りら
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@lilas_lilacs
翻訳小説が好き/ミステリー、ファンタジー、YA リストにオールタイムベストがあります
  • 2025年10月5日
    編めば編むほどわたしはわたしになっていった
    編み物作家による、自らの生き方を振り返るエッセイ。過去を見つめる眼差しがあたたかくてやわらかくてとてもよかった。 学校に馴染めなかった中学時代。新潟から上京して進学した大学。お金を貯めるため働いた秋田の旅館。編み物を仕事にするまでと家族のこと親戚のこと。数々のエピソードから三國さんの人柄が伝わってくる。 幼い頃からまわりに流されず"自分らしさ"を持っていたことが生きづらさにつながった時期もあったけれど、大人になり編み物を仕事にしていくなかで"自分らしさ"が活きてきたこと。 三國さんの紡ぐ文章は淡々としてるけれど、どんな生き方も肯定してくれる気がする。
  • 2025年9月30日
    風に向かって
    風に向かって
    1930年代アメリカの物語。 誰からも愛されず孤独だった女性が家族を得て愛を知る。大旱魃、砂塵嵐、大恐慌と過酷すぎる試練の数々に強靱な意志で立ち向かい決してあきらめない姿に、時代や国が違っても心震わさずにいられなかった。 夫の失踪、義父母との別れ、燃え上がる怒りを持て余す娘、砂塵による肺炎で弱った息子。生き抜くためにしてきた選択は果たして正しかったのか。 愛に飢えていた少女が家族を得て子どもを授かり、愛し愛される女性へと変わっていく。この小説は、厳しい時代ながら、ひとりの女性が真実の愛を手に入れるまでの道程を描き出した、愛の物語だと思う。 今年のベストテン入り確定です
  • 2025年9月18日
    四維街一号に暮らす五人
    四維街一号に暮らす五人
    とっても愛おしい物語だった。シェアハウスで共同生活をおくる彼女たちの悩みや葛藤や喜びとおいしそうな台湾料理。大家が長年抱えていたこだわりと記憶からの解放。それらすべてを包み込むあたたかな空間と時間と食事に心がほこほこした。すごくよかったです!
  • 2025年9月14日
    リスボン日和 十歳の娘と十歳だった私が歩くやさしいまち
    とてもすてきなエッセイでした。作家が10歳のときに過ごした街リスボン。10歳の娘を連れて再訪し、今は亡き両親に思いを馳せる。不器用ながらも両親に愛された記憶と、娘を思いきり愛するという決意。家族の思い出はこうして作られていくのだなと胸がいっぱいになった
  • 2025年9月3日
    図書室の魔法 上 (創元SF文庫)
    図書室の魔法 上 (創元SF文庫)
    一度手放してしまったけど、またお迎えしました! 主人公がつらい現実と折り合いをつける、その支えとなったのが本を読むこと。実在の本が次々登場するから、ブックガイドとしても◎
  • 2025年8月28日
    本と歩く人
    本と歩く人
    やっぱり本っていいな、大好きだなと思える心温まる小説だった。 本を配達する老書店員カールと賢く元気いっぱいのシャシャ。少女の突飛な言動に翻弄されるカールと個性的な顧客たち。それぞれが悩みや問題を抱えていたけれど、シャシャにいつしか心動かされ、自らを縛っていた境遇から一歩踏み出す勇気を得る。本は人と人をつなぎ、癒しや喜びをもたらす。それってすてきなことだよね
  • 2025年8月19日
    現代生活独習ノート
    津村さんの文章は、五臓六腑に染み渡る滋味深いスープのようで、するすると身体に浸透していく。疲れて何もやる気が起きないときでも寄り添ってくれる。頑張って! とか、やればできる! とか、そういうのとは真逆でそれがすごく心地いい
  • 2025年8月10日
    韓国ドラマ沼にハマってみたら
    角田光代さんの韓国ドラマへの愛をひしひしと感じた。これは読んだ人たち全員がもれなく韓国ドラマ沼に足を突っ込んでしまうであろう危険な書……! ネトフリが韓国ドラマ手厚いみたいで、加入しようか一瞬真剣に考えてしまった
  • 2025年8月10日
    韓国ドラマ沼にハマってみたら
    まだ序盤だけど、猛烈に韓国ドラマが観たくなってきた! 中国ドラマだけでも追い切れてないのに、韓国ドラマにまでハマってしまったら、1日24時間なんて時間が足りなすぎる!
  • 2025年7月24日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    読んでてすごく楽しかった! 読んだことのある本は再読したくなったし、まだ読んでいない本は早く読みたくてうずうずしたし、次々と読みたい本が登場して読書欲が刺激されまくり。1冊の本から世界が広がっていくのって楽しいしすてきだよね!
  • 2025年7月22日
    彼女を見守る
    彼女を見守る
    イタリアの荘厳な歴史と芸術を背景にした波瀾万丈な物語に圧倒された。空を飛びたかった少女と何者でもなかった石工見習いの少年を待っていた未来。時代や政治に翻弄されながらも続いた二人の交流。タイトルに込められた思いに胸が詰まる
  • 2025年7月18日
    レーエンデ国物語 月と太陽
    読むのが遅くなったけど、すごくすごくよかった。昔から王子様に守ってもらう可憐なお姫様より、闘って自らの道を切り拓く少女が好きで。だから、レーエンデに自由を取り戻すため先頭に立ち続けたテッサが、希望や矜持を持ち続けたテッサが本当に大好き
  • 2025年7月16日
    影犬は時間の約束を破らない
    影犬は時間の約束を破らない
    はじめましての作家さん
  • 2025年7月8日
    大都会の愛し方
    大都会の愛し方
    ラストが切なすぎる……! 刹那的な生き方では埋められない孤独や人生に対するあきらめや焦り。どんなに陽気に振る舞っても隠しきれない寂しさに胸がきゅうっとなった。明るく軽やかな文章で語られるからこそ際立つ彼らの悲哀に、なんだか無性に泣きたくなった
  • 2025年7月4日
    大都会の愛し方
    大都会の愛し方
    映画を観てすごくよかったので、勢いで原作も買いました。読むのが楽しみ!
  • 2025年4月29日
    ささやきの島
    ささやきの島
    中篇ファンタジー。ページ数こそ少ないけれど、文章に添えられたイラストがどこか不気味な気配をもつ世界へと誘ってくれて、物語を肌で味わうことができた。怖がりの息子の優しさと勇気に、そして寡黙だった父が息子にかけた言葉に涙が出た
  • 2025年4月20日
    本なら売るほど 2
    本にまつわる物語ってやっぱりいいなあ。楽しい話も少し悲しい話もすべてにドラマがある
  • 2025年4月16日
    29歳、今日から私が家長です。
    29歳、今日から私が家長です。
    Xのフォロワーさんの読了ポストを見て気になっていた本
  • 2025年4月16日
    年年歳歳
    年年歳歳
    韓国文学をもっと読みたいと思っていたら、タイミングよくhontoでセールしてたので
  • 2025年4月13日
    マイ・ディア
    マイ・ディア
    やっぱり少女小説っていいな。憧れや懐かしさに満ちた読書って、とてもしあわせな気分になれる
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