@s_ota92
2026年1月13日
流浪の月
凪良ゆう
p17
「ご飯は力強くふくらむものだし、アイスは頼りなく蕩ける。」
p42
「あの日、私の人生は荒波へと投げ出され、気を抜くと溺れそうで、おちおち熟睡などできやしなかった。」
p54
「文自身がちゃんとしていることと、他の人がちゃんとしていないことは、文の中では別のことなのだ。───人それぞれ、みんな違っているなんて当たり前のことなのにな。」
p69
「文は楽しいことなんにも知らないね。更紗は知っていて当然のことを知らないな。」
p70
「甘さとしょっぱさのように、怠惰と勤勉は交互に行うのがよい。」
p120
「集めてもこぼれ落ちていく。だから手に入れない。持たずにいれば捨てずにすむ。そのほうが楽だと。」
p144
「記憶は共有する相手がいてこそ強化される。」
p156
「でも多分、事実なんてない。出来事にはそれぞれの解釈があるだけだ。」
p194
「ああ、そうだ。世界はどうしようもないことであふれているから、理不尽さに憤っても消耗するだけだ。」
p197
「哀願は暴力とは別の場所を殴りつけてくる。」