ねめ
@chali
2026年1月10日
存在の耐えられない軽さ
ミラン・クンデラ,
千野栄一
読み終わった
哲学的で難しいが、四人の男女がゴタゴタするけど最後はほっこりする話。プラハの春。
重要なものが重くて、どうでも良いものは軽いのか、一度しか起こらないことが軽くて、何度も繰り返すことこそ重いのか。重さと軽さについて考える。女遊びを繰り返すトマーシュは、吹けば飛ぶように軽く感じたが、彼なりの真面目さがある。妻テレザへの愛の重さとは。
もう一つのキーワードはキッチュ(俗悪なもの)。美しい物を見る第一の涙と、その自分を美しいと見る第二の涙。自己顕示欲。
チェコ語からの翻訳よりも、河出書房・世界文学全集のフランス語からの翻訳の方が読みやすいそう。次はそちらで読んでみたい。