存在の耐えられない軽さ

42件の記録
- ほやぼ@-oka192025年9月23日読み終わった@ 飛行機東京→ウィーン/ブダペスト→東京の飛行機(+トランジット)でちょうど読み切った。 難しくてたくさん折り目をつけながら読んでいた。 性愛と嫉妬、プラハの春と共産主義、ニーチェの重さと軽さ、ソ連とチェコ。構造が入り組んでいて難解。 誰か解説してくれ〜〜と思っていたら、好きなポッドキャスト「ラジオただいま発酵中」で紹介されていて感激した。(https://open.spotify.com/episode/6Pkm2BinmYyPepLI1wpb9a?si=kPlkoCoIR864SVwJW-KmEw) 東欧の社会主義政権下の暗い時代と抑圧、革命の激動はそう遠い歴史ではない。 もう2、3回読み返したらもっとわかるようになる気がする。再読が楽しみになる本っていいなあと。
- book & wine 方方@houbou_enzan2025年9月12日読み終わった難しすぎる! ただ、昔は30ページくらいで挫折していたのに今回は最後まで読めた。読書をし続けて、難しい本を読み切るコツみたいなのが身体のほうについてきてる感覚がある。 ドンファン夫とサレ妻の一代記×ニーチェの永劫回帰×プラハの春×共産主義国家によるディストピア×かわいい犬の看取り、みたいな、てんこ盛りすぎて、もはやわけわからん。深層心理や催眠療法なのかなーみたいな描写もあり、詳しい人のいろんな解説も知りたい。 集英社文庫のかた!訳者あとがきだけじゃなくて解説つけてほしいです!
- あさり@hikari_2025年6月4日哲学的恋愛小説…??? 当たり前に読みづらいので、ぺらぺらと気になるところからかいつまんで読む。話の流れがわからなくても、文章として面白いのすごい。いつか大切な本になる予感。時間をかけてまた改めてゆっくり読みたい。(返却期限が近づいているのが惜しい。) 「母親が身体なんてものは消化し、排泄するためにのみあるといい続けてきたその身体にできるだけ多く、できるだけ完全になりたいとの願いであった。テレザは内なるものを空にしながら、そのとき尽きざる悲しみと孤独を味わった」
- もち@mochiiii_3112025年3月20日読み終わった第1部第2部の比喩、表現が好きでたまに見返します 小説の皮を被った哲学書好きです 表現が美しい本、テイストが似た本があれば教えてください🙇♂️
- Tamaki@maki_fromthesea2025年3月7日読み終わった従兄の結婚式があって、そこに向かいながら、そこから帰りながら、帰ってきてその時のことを考えながら、読んだ。 存在の重さから目を背けたがる青年だったと思うけれど、結婚式(存在の重さを引き受けるための通過儀礼)に参加してここまで心が動いたということは、大人になったということなのかな、と思う。 良い小説だった。 折に触れて読み返すはず。
- 彼らは読みつづけた@findareading2018年11月30日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《トマーシュは彼女のレストランに絶対的な偶然としてテレザの前にあらわれた。彼は本を開いてテーブルに座っていた。目をあげてテレザを見て、ニッコリし、「コニャック一杯」と、いった。》 — ミラン・クンデラ著/千野栄一訳『存在の耐えられない軽さ』(2005年6月、集英社文庫)