存在の耐えられない軽さ
134件の記録
しんどうこころ@and_gt_pf2026年2月18日読み終わったとても良かった。色々な人が好きな本で本作をあげる気持ちがわかる。 四人の男女の人生をなぞりながら、「重さ」と「軽さ」について何度も立ち止まって考えさせる小説。 ものごとの本質を言語化するのが非常に上手く、よく効く広告キャッチコピーを浴びるかのように、共感しっぱなしで夢中で読めた。 相対的に軽い人、重い人はあると思いつつ、「すべてが軽い」「すべてが重い」という人は存在せず、誰もが人生の中でバランスを取っているのだろうと思った。 気づけば常に自分と対比させながら読んでいたように思う。「わたし」を見つめ直してみるとわたしの人生は相対的に重いのだと思う。本作で軽さは自由だと語られるが、同時にリスクを伴う。わたしは自由に憧れつつも、このリスクを負うのが怖く、軽くなれない。 そして人生は軽いも重いも、一つひとつが選択の連続であり、円環ではない。 軽く試す、やり直すことは実は許されておらず、前に進むことしかできない直線なのである。歳を重ねるごとに実感が増すが、これは極めて恐ろしい。 総じて本作はわたしの心に強く響き、自分と相手について立ち止まって考えるきっかけを与えてくれた。 歳を重ねるごとに、良いタイミングで読み直したい。 そのたびに感じることは違うだろう。 蛇足 トルストイのアンナ・カレーニナが究極のネタバレをするので積読している方はご注意を。


- ねめ@chali2026年1月10日読み終わった哲学的で難しいが、四人の男女がゴタゴタするけど最後はほっこりする話。プラハの春。 重要なものが重くて、どうでも良いものは軽いのか、一度しか起こらないことが軽くて、何度も繰り返すことこそ重いのか。重さと軽さについて考える。女遊びを繰り返すトマーシュは、吹けば飛ぶように軽く感じたが、彼なりの真面目さがある。妻テレザへの愛の重さとは。 もう一つのキーワードはキッチュ(俗悪なもの)。美しい物を見る第一の涙と、その自分を美しいと見る第二の涙。自己顕示欲。 チェコ語からの翻訳よりも、河出書房・世界文学全集のフランス語からの翻訳の方が読みやすいそう。次はそちらで読んでみたい。
かわうそ太郎@kawausotaro_08122026年1月7日読み終わった「存在」は生まれ育った環境、他者との関係、時代の空気により、否が応でも輪郭が濃くなる。ならばいっそ、その内側は空虚でありたい。人生は直線で進むのだから、その時、その瞬間、自分にとって大事なものを、がらんどうの神殿の中心に置いておきたい。

どうどう@toutoutoudo2025年12月27日読み終わったナツイチで買ってみた、冬になっていた。ちょうむずい。大筋はわかったけどなあんもわかってないのかもしれない。理解されなかった言葉の章が一番好きだった。難解な本は一度じゃ理解できないから何回でも読み返せる。


すい@suu_ame2025年12月27日読み始めた今年の読み納めに。多分年内には読み終わらないけど…… 先日千野栄一先生のエッセイを読んだこと、最近チェコ語の勉強を始めたことなどもあり、選んでみました。

Tom@Tomomi_0012025年12月25日読んでる「チ。」「ひゃくえむ。」「ようこそ!factへ」の魚豊先生のベスト本と聞いて。 哲学科出身で語彙も知識も豊富な若手天才漫画家に影響を与えた本ということで、じっくり読み進めたい。
波@namireads2025年12月23日心に残る一冊まだまだ読む*過去の読書記録からの抜粋 2023/05/22追記 人間存在の軽さ重さという哲学的な命題があって、その論考としての物語がある。またはその逆。どちらでもいい。クンデラがこの小説のなかで伝えようとした事の意味が分かってきた気がして、クンデラ自身の経歴とか歴史的背景とか調べていくと知らなかった事がたくさんあって、小説を読んで理解できなかった部分がいろいろ腑に落ちてまた涙が出てくる。祖国を奪われるとは本当はどういうことなのか。日本が好きだけど、日本人であることにコンプレックスがあって、物質的な本物志向は高いけど精神面でイミテーションというか(キッチュ思考のメタ構造)見せかけっぽいことなんかがもう世界にはバレてしまっていて読んでるとそういうようなこと、幸せについて考える。 2023/05/24追記 サビナに落ちてきた「存在の耐えられない軽さ」にシンパシーしかなくて、この約5ページを暗記するくらい読んだ。何度も何度も目に入れて心に全部しまい込みました。 誰に対する責任もない人生。この開放感という名の存在の軽さ。生きることは逃げること。裏切るものがもう何も残っていない、その時になってようやく気付くことがある。裏切った。本当にそうだったのか?捨てたと思ってきたもののすべてに本当の意味で「捨てられた」のは、実は自分の方ではなかったか。 まとわりつくこの「耐えられない軽さ」。この感覚を孤独と呼ぶこともできますか。でもそれは影のように当たり前に寄り添い過ぎていてもう分からない。サビナのこと、とても近くに感じる。 2023/05/25追記 トマーシュとテレザの愛は悲劇的ではあっても悲劇ではない。人はいろいろ考えてしまって自分から不幸になりに行きがちだけど、二人がこの場所にたどり着いたことをよかったと思える。サビナに送られたシモンの手紙。その中にいる二人の幸せなイメージと愛おしいラストシーン。読み終えた本を私はいつまでも抱きしめる。 いろんな気持ちが渦巻いたのだなぁ、2年半前のわたしよ。今もずっと、特別な一冊。


和月@wanotsuki2025年11月24日読み終わった内容理解がかなり難しかった!今でも理解しきれてはいないかも。 少しずつ読み進めていたけど、途中で違うのを読みつつ何とか読了した。 著者視点なのかな?神の視点からの語りが挟まる所が多々あり、愛や俗悪、心と身体に対する考え方が節々に詰め込まれていて、しっかりと読み込むと面白い。話の本筋から逸れているんじゃない?と思って読んでいくとまた物語の続きに戻っていくのが先が読めない楽しさがあった。 一番難解だったのがテレザがペトシーンの丘に行く場面。トマーシュが指示した描写はあるけれど、それ以後彼の視点ではその場面が回想されないので、おそらくはテレザの夢あるいは幻想だったのかな?何かを意味している気がするけど、今の私には読み解けない描写だった。 最終章のカレーニンの微笑あたりでやっと、面白いかも、と思い始めたので、やはり複数回読んでみる方がこの作品の真髄をもっと味わえるのかもしれない。 心に残った一文。 『人間の時間は輪になってめぐることはなく、直線に沿って前へと走るのである。これが人間が幸福になれない理由である。幸福は繰り返しへの憧れなのだからである。』

ほやぼ@-oka192025年9月23日読み終わった@ 飛行機東京→ウィーン/ブダペスト→東京の飛行機(+トランジット)でちょうど読み切った。 難しくてたくさん折り目をつけながら読んでいた。 性愛と嫉妬、プラハの春と共産主義、ニーチェの重さと軽さ、ソ連とチェコ。構造が入り組んでいて難解。 誰か解説してくれ〜〜と思っていたら、好きなポッドキャスト「ラジオただいま発酵中」で紹介されていて感激した。 東欧の社会主義政権下の暗い時代と抑圧、革命の激動はそう遠い歴史ではない。 もう2、3回読み返したらもっとわかるようになる気がする。再読が楽しみになる本っていいなあと。

白湯@paitan2025年9月22日読み終わったところどころに散りばめられた 美しい文体による哲学が美的霊感を刺激しまくってくる名著 「アンナ・カレーニナが駅で恋人に出会い、駅で死に抱かれる」そんな美しきモチーフに導かれる悲しい恋のお話 いちばん大切な本
book & wine 方方@houbou_enzan2025年9月12日読み終わった難しすぎる! ただ、昔は30ページくらいで挫折していたのに今回は最後まで読めた。読書をし続けて、難しい本を読み切るコツみたいなのが身体のほうについてきてる感覚がある。 ドンファン夫とサレ妻の一代記×ニーチェの永劫回帰×プラハの春×共産主義国家によるディストピア×かわいい犬の看取り、みたいな、てんこ盛りすぎて、もはやわけわからん。深層心理や催眠療法なのかなーみたいな描写もあり、詳しい人のいろんな解説も知りたい。 集英社文庫のかた!訳者あとがきだけじゃなくて解説つけてほしいです!



あさり@hikari_2025年6月4日哲学的恋愛小説…??? 当たり前に読みづらいので、ぺらぺらと気になるところからかいつまんで読む。話の流れがわからなくても、文章として面白いのすごい。いつか大切な本になる予感。時間をかけてまた改めてゆっくり読みたい。(返却期限が近づいているのが惜しい。) 「母親が身体なんてものは消化し、排泄するためにのみあるといい続けてきたその身体にできるだけ多く、できるだけ完全になりたいとの願いであった。テレザは内なるものを空にしながら、そのとき尽きざる悲しみと孤独を味わった」



- もち@mochiiii_3112025年3月20日読み終わった第1部第2部の比喩、表現が好きでたまに見返します 小説の皮を被った哲学書好きです 表現が美しい本、テイストが似た本があれば教えてください🙇♂️


Tamaki@maki_fromthesea2025年3月7日読み終わった従兄の結婚式があって、そこに向かいながら、そこから帰りながら、帰ってきてその時のことを考えながら、読んだ。 存在の重さから目を背けたがる青年だったと思うけれど、結婚式(存在の重さを引き受けるための通過儀礼)に参加してここまで心が動いたということは、大人になったということなのかな、と思う。 良い小説だった。 折に触れて読み返すはず。





彼らは読みつづけた@findareading2018年11月30日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《トマーシュは彼女のレストランに絶対的な偶然としてテレザの前にあらわれた。彼は本を開いてテーブルに座っていた。目をあげてテレザを見て、ニッコリし、「コニャック一杯」と、いった。》 — ミラン・クンデラ著/千野栄一訳『存在の耐えられない軽さ』(2005年6月、集英社文庫)
k.@rom-random1900年1月1日読みたい「自分の住んでいる土地を離れたいと願う人間は幸福ではない」 「人生は私にはとても重いのに、あなたにはごく軽いのね。私、その軽さに耐えられないの」 https://x.com/i/status/2004703899115229437











































































































