阿部義彦 "かれが最後に書いた本" 2026年1月10日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年1月10日
かれが最後に書いた本
新潮文庫2026年1月1日発行の新刊。晶文社の取締役だった、編集者の連載を纏めたもの。84歳の著者による既に亡くなってしまった、著名人の追悼録と言った趣ですが、決して湿っぽくは有りません。和田誠、橋本治、樹木希林、連載を続けるうちに、亡くなる方は増え続け、最後には晶文社の顔と言われる装丁をしていた平野甲賀さんまで、アングラ劇団、学生運動、高度成長の時代を生きて、表現活動に携わったからこそ書ける交遊録。私的には坪内祐三さんの事が一番心に響いた。残る同朋は小林信彦、筒井康隆等、皆体に変調を抱えたり、病魔であの世からギリギリ生還した方ばかり。この本で白内障の手術の医学的発展を知り、もうほぼ失敗は無いと知り、私も将来(近々)お世話になるかも知れないので安心しました。筑摩書房の松田哲夫さんと共々長生きしてください。お大事に。
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