
橘海月
@amaretto319
2026年1月10日
お探し物は図書室まで
青山美智子
読み終わった
様々な悩みを抱えた人達が、ふと立ち寄った図書館でなぜ?という本を勧められる。なぜか羊毛フェルトのおまけも。そこから少しずつ生活に変化があって…。と、よくあるストーリーながら、それだけに留まらない良さがあった。どの主人公も悩みもよくあるものなのに一面的でないのも。
特に印象的だったのは、第二章の諒が、最後に職場で上司の言葉にあっとなるのや、第三章の夏美の他人事とは思えない悩み。図書館も本も、ただあるだけではなく、ちゃんと人がいて人の関わりの容れ物として初めてその良さがでるのかなと。文化事業との繋がりも、街の公民館のリアルだと思った。


