
かにへー
@kanihey
2026年1月10日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
読了。
日経のコア読者層に合わせて40-50代の男性に刺さる物語を上手に描かれている。
主要登場人物の1人がバツイチ中年男性。
「推し文化」が経済的にどう回っているかを派手に描き、アメリカのZ世代向けマーケティングのトレンド「チャーチマーケティング」を絡めている。これ読んで子供とのコミュニケーションを見直すお父さんもいそう。
為末さんも先日noteに感想文を書かれていたが、私も「視野」の話に感じた。
自分もスタートアップに所属してた時は視野を狭窄し、自分の境遇には目を瞑り、この会社の仕事で社会が良くなると本気で信じ込み布教に近いことも自主的に勤しんでいた。ただ同じ信仰の同僚に包まれて働くのは本当に楽しかったし、社会人になってから友達に近い感覚の同僚が出来たことは幸せだったので、本でも触れられているとおり視野狭窄は悪い点ばかりではないと感じる。
金銭や時間的な部分で自己犠牲を払いすぎなければ、興味を絞って主観を育て、似た人とのコミュニティに属して共感による安心感を抱くのは健全な人生の楽しみ方の1つだと感じる。
想像以上のテンポで話が進んでいくので4日で読めてしまった。
スピードが速いが故に登場人物の心の転調もあまりに急で違和感はあった
新聞連載で追っていたら気にならないだろうが、本で一気読みしたためやや気になった。

