
ぼぺにゃん
@bopenijan_1106
2024年7月2日

野原(新潮クレスト・ブックス)
ローベルト・ゼーターラー,
浅井晶子
かつて読んだ
初読時の感想を以下に転記。
「…戦争はいつでもある…覚えておけ、それはお前の戦争じゃない」
これ、とても大事なことだ、常に覚えておかないと。
同じ町に暮らした29人の死者のモノローグ。ある人の語りに別の人が大きな関わりのある人として、またはほんのちらりと登場したりもする。こういう登場人物の多い小説、好みなことが多いな
「人はこんなにも違う人生を歩んでいるし、現実では到底好きになれないタイプの人物にさえ、小説を通すと我々はいとも簡単に共感するのだ。(金原ひとみさん評)」
たしかに実際に周りにいたら付き合いたくない思い込みの激しい人や変わり者、高飛車な高い地位の人などなどでも、本書での死者となっての語りを聞くとなぜか親しく懐かしく思われる。小説の効能というもの?
