yh
@yh
2026年1月7日

中国の古典文学: 故事と成語
大石智良
読み聞かせ
少し読んだ
古本
寝る前
@ 自宅
12月某日。
匹夫も志を奪うべからず、余桃の罪、一敗地に塗れる、を読んだ。
12月某日。
過ぎたるはなお及ばざるがごとし、雁書、刎頸の交わり、法三章、を読んだ。
1月7日。
要領を得ず、その蒔(う)うるや子のごとく その置くや棄つるがごとくす、鼓腹撃壌、を読んだ。
要領は、腰と領(くび)のこと。また、きものの腰帯と襟のところをも指す。着物を畳むときに、腰と襟もとのところを必ず掴む。だから肝腎要のところ、大切な要点を要領というようになった。
「その蒔(う)うるや子のごとく その置くや棄つるがごとくす」は、木を育てる名人の言葉。植え込む時は、子どもをあつかうように心を込めてやるが、あとは捨てた気になって放っておく。そうすれば植木はひとりでに育っていく(私はその邪魔をしないだけのことだ)。この話は政治にも言えることですね、みたいな話になっていくのだが、私には助長や啓発(といった故事)と同じものだと思ったのと、とうぜん子育てにも、そして資産運用にも通じる話だなと思った。
この話は柳宗元の書いた『種樹郭槖駝伝(しゅじゅかくたくだでん)』のあらすじだそうだが、それを含む作品が『唐宋八家文読本』なのかな。