中国の古典文学: 故事と成語

中国の古典文学: 故事と成語
中国の古典文学: 故事と成語
大石智良
さ・え・ら書房
1978年1月1日
27件の記録
  • yh
    @yh
    2025年11月26日
    千丈の堤も螻蟻の穴によって潰ゆ、衣食足りて礼節を知る、を読んだ。どちらの話にも、斉の国の桓公が出てきたので偶然だね!と子どもと言い合った。後者については、似た言葉として、恒産なくして恒心なし、が紹介されていた。物価高に加えて、所得が増えない……そもそも人心は動揺しやすく、その上で今の世の中、そりゃ、礼節も恒心も保てんわ、という感じがして、うすら寒くなった。 ところで、ずっと前に読んだ、百里を行く者は九十を半ばとす、だが、九十九里を半ばとす、じゃなかったかと思って確認したら、九十を半ばとす、が正しかった。この割合でいくと、百里を行く者は九十九を七割五分とす、である。そんな話をした。
  • yh
    @yh
    2025年11月25日
    杯中の蛇影、李下に冠を正さず、を読んだ。前者は、「病は気から」と「幽霊の正体見たり枯れ尾花」が合わさったような故事という紹介で、まさにその通りの内容。上役の勧める杯を断れないのは辛い。
  • yh
    @yh
    2025年11月24日
    羹に懲りて膾を吹く、鶏鳴狗盗、を読んだ。後者は子どもが自分一人の時に勝手に読んで、面白かったから私にも読ませようとして、事前に選んでいたらしい。 そういえば以前読んだ、燕雀いづくんぞ鴻鵠の志を知らんや、の言が、子どもに渡した全一冊の漫画三国志に出てきたそうだ。この言葉は秦時代の寸前に言われたものだったので、それから400年くらい後の三国志時代に使われたとしてもおかしくはない。
  • yh
    @yh
    2025年11月22日
    鳥のまさに死せんとするや その鳴くこと哀し、一衣帯水、を読んだ。後者は、日本と中国は一衣帯水の間柄だ、というように使う、とあるが、今時分そのような言葉をSNSで見かけようもない有り様で、極端な言説ばかりもてはやされている。
  • yh
    @yh
    2025年11月21日
    多岐亡羊、唇歯輔車(しんしほしゃ)、を読んだ。前者で紹介されるおまけエピソードで、羊番の奴隷が、羊を見失ってしまった理由として、本を読んでました、というものがある。一箱古本市で、亡羊という言葉を屋号につけるかたが時々おられるのだが、この話に因んでいるのだろうと思う。本来的な仕事に精を出さず、脇道である読書に耽るようになっちゃった、というような自虐が込められている、と読んでいる。
  • yh
    @yh
    2025年11月19日
    臥薪嘗胆、を読んだ。呉越の争い(勾践と夫差)で、降伏を申し入れるとか、それを受けるとか受けないなど、子どもには理解が難しい内容で、よく分からないというので、ぬいぐるみを使って劇仕立てにして演じたら、分かったと言ってくれた。
  • yh
    @yh
    2025年11月18日
    杞憂、を読んだ。この項、第三次世界大戦が起こるかもしれない、というような余談?があり、ゾッとさせられる。
  • yh
    @yh
    2025年11月17日
    鳴かず飛ばず、過ちて改めざる これを過ちという、助長、を読んだ。 故事にはよく暴虐な王や皇帝が登場するが、鳴かず飛ばずの故事に登場する楚の国の荘王は珍しく知恵者であった。 過ちて改めざる これを過ちという、は、エンジニアの心得とも思う。
  • yh
    @yh
    2025年11月16日
    虎穴に入らずんば虎子を得ず、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや、を読んだ。副読本を参照しながら、秦はたかだか15年で滅んだんだなあと。
  • yh
    @yh
    2025年11月15日
    温故知新、を読んだ。温は、肉などを鍋でコトコト煮るということ。
  • yh
    @yh
    2025年11月14日
    竜頭蛇尾、尾を塗中に曳く、苛政は虎よりも猛し、を読んだ。今日は真ん中のものがそうだが、『荘子』からの故事は、比較的子にうけるらしい。
  • yh
    @yh
    2025年11月13日
    面皮(めんぴ)を剥ぐ、蝸牛角上の争い、を読んだ。戦国時代(紀元前4世紀頃)の魏と、三国時代(紀元3世紀)の魏は、全く別の国なのかなあ。
  • yh
    @yh
    2025年11月12日
    わらびを採る、病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)、を読んだ。前者は、殷が終わり周の時代になるときの故事。「膏」「肓」は、それぞれ心臓の下と横隔膜の上を指す。現代でもやはり、手術の難しい場所なのだろうか。
  • yh
    @yh
    2025年11月11日
    鴛鴦の契り、我が舌を視よ、を読んだ。前者の故事で、晋の康王(暴虐な王)というのが出てくるのだか、他の項目でも出てきたような。なんだったかな。
  • yh
    @yh
    2025年11月10日
    蛇足、を読んだ。これは分かりやすい話。最近は、この本の副読本や国宝の図鑑を読むのに、子が忙しくて、あまり読み聞かせさせてもらえない。
  • yh
    @yh
    2025年11月8日
    一将功成って万骨枯る、巧言令色 鮮(すくな)し仁、を読んだ。 前者は、詩人の曹松(そうしょう)の詩句に由来。副読本に書かれていたが、唐代末期の黄巣(こうそう)の乱のところで、黄巣の”その無慈悲な統治手法(批判的な詩が、長安の門に貼られたあと、都にいる詩人全員を処刑したこともある)は悪評を買った。”とあり、この批判的な詩を詠んだのがまさに曹松であり、この故事成語の生まれた瞬間なのだろうなと思う。 他に副読本では、諸子百家の孔子のあたりを参照した。
  • yh
    @yh
    2025年11月7日
    画竜点睛、壟断、を読んだ。画竜点睛は、梁の国の絵の上手い人の話で、梁の国について、副読本で確認しながら読んだ。
  • yh
    @yh
    2025年11月5日
    一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る、を読んだ。 *** 夜中に目覚めてしまった。
  • yh
    @yh
    2025年11月3日
    士は己を知る者のために死す、学びて思わざれば則ち罔し 思いて学ばざれば則ち殆し、を読んだ。
  • yh
    @yh
    2025年10月31日
    世に伯楽有りて 然る後に千里の馬有り、何の面目ありてかこれに見(まみ)えん、を読んだ。今日の分を読んだ後、1つか2つ、次に読む項を決めてから就寝することが多い。次回のために四面楚歌などを選んである(基本的に子どもが選んでいる)。
  • yh
    @yh
    2025年10月22日
    而立 不惑 耳順、和氏の璧、朝三暮四、を読んだ。
  • yh
    @yh
    2025年10月21日
    無用の用、井の中の蛙 大海を知らず、を読んだ。どちらも『荘子』より。思想家の荘子のことは、そうし、と振り仮名があり、書物?の『荘子』には、そうじ、と振り仮名がある。この違いは知らなかった。
  • yh
    @yh
    2025年10月20日
    枕石漱流、などを読んだ。 *** この日の夕方、耐震改修対応で自部屋の本の一部をどこかに移し変えなくてはならない件で、友人宅に預かってもらえることになり、中くらいの段ボール換算で45箱分を搬出、搬入させてもらった。
  • yh
    @yh
    2025年10月19日
    背水の陣、疑心 暗鬼を生ず、蟷螂の斧、を読んだ。
  • yh
    @yh
    2025年10月16日
    百聞は一見に如かず、春眠 暁を覚えず、春宵一刻価千金、顔色なし、などを読んだ。
  • yh
    @yh
    2025年10月10日
    寝る前の読み聞かせ本、子が次はこれを選んできた。やや難しいので、知ってる言葉から選んで読むことにした。矛盾、完璧、一を聞いて十を知る、馬鹿、など読んだ。
  • yh
    @yh
    2025年8月21日
    函装。装丁:田代三善、挿絵:難波淳郎
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