
時雨崎
@rainstormbook99
2026年1月9日
N
道尾秀介
読み終わった
この話は、親子の情の話でもあり、ペットとの関わりあいの話であり、あの時こうしなければという後悔の話でもあり…
全6章を気になった順で自由に読む本。
主に読み始めと読み終わりに何を選ぶかで大きく印象が変わりそう。
犬→毒→少女→鳥→硝子→蜂の順で読了。
毒の章のラストはこういうことか…というカタルシスを得たけど犬を最後にしたらああこの犬は…というカタルシスだったと思う。どの順番で読んでもそれぞれの別の章でカタルシスを得られると思うし、特に強いメッセージ性を感じるテーマがどれなのかも読者によって違うと思う。
どれかの章ですれ違った脇役は別の章で主役。ひとりひとりに物語があって、同じ舞台の中で違う景色が見えてくる。
世界の広げかたが上手い。読み終わる頃には彼らが住んでいる街が現実味を持って想像できるようになっていた。

