Lusna "裸足で逃げる" 2026年1月11日

Lusna
Lusna
@Estrella
2026年1月11日
裸足で逃げる
裸足で逃げる
上間陽子
文庫化して再読。単行本刊行10年目ということで、「おにわ」ができるまでの経緯をまとめた書き下ろし「10年後」も読んだ。貧困ビジネスで儲けるために、上間さんが邪魔で悪評を流す人間もいた。だが新しい女の子たちは「裸足で逃げる」を読んで、信頼して会ってくれた。本書で話してくれた女の子たちの10年後も風の噂できけてホッとした。 「私たちは生まれたときから、身体を清潔にされ、なでられ、いたわられることで成長する。だから身体は、その人の存在が祝福された記憶をとどめている。  その身体が、おさえつけられ、なぐられ、懇願しても泣き叫んでもそれがやまぬ状況、それが、暴力が行使されるときだ。そのため暴力を受けるということは、その人が自分を大切に思う気持ちを徹底的に破壊してしまう。  それでも多くのひとは、膝ががくがくと震えるような気持ちで、そこから逃げ出した人の気持ちがわからない。そして、そこから始まる自分を否定する日々がわからない。  だからこそ、私たちは、暴力を受けたひとのそばに立たなくてはならない。そうでなければ、支援は続けられない。」
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