如月カルラ "千年のフーダニット" 2026年1月11日

千年のフーダニット
中盤以降に一気に展開が加速した感じがする。 千年という時間、シェルターという閉鎖空間の2つの外界との隔絶だけを見ればシンプルなフーダニットで終わるところを、あるはずのないもうひとつの遺体が上手く撹乱していたなぁと。 フーダニットよりはホワイダニット部分が気になっていた。 真相が提示された時は、人の欲深さや妄執が悍ましいなとゾワッとした。 もうひとつの遺体についても、そんなのってあんまりだ……と。真相の悍ましさをさらに増していたけど、それにしたってあんまりだ。 コールドスリープというSF要素とミステリがいい具合に絡み合っていて、面白かったです。
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