
Rica
@rica_bibliotheca
2026年1月11日
完本 春の城
田中優子,
町田康,
石牟礼道子,
赤坂真理,
鈴木一策
読み終わった
心に残る一節
大切な本
読了.
正確には小説『春の城』、804頁(あの乱の系譜に連なる人々)まで読了. (am 8)
インタビューや対談、解説、編集後記など続くが、このような作品に出逢えたことに感謝.
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全て読了(pm 5)
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この世を存立させる存在の規定部はどこかと。(中略)
患者さんたちを見ていて、どん底の状態でいて、希望というものを持つことができる。肉体がある限界に達した時に魂はどうなるのか、魂はむしろより高いもの、より美しいものをめざして、なお生きようとするんだと。そこにおいて、人がつながりうる絆というのをしっかりやるんだということを、いまになれば、いろんな体験の中で、魂の位が定まっていうことがわかりましてね。私は魂の位において美しくなりたいと思っておりました。チッソの前に座ったときに、何もかも見たというのはそういう意味なんです。(〈インタビュー〉石牟礼道子、「春の城」を語る)
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空をゆく雲や鳥から見たような物語。物語をもたらすその目に乗っていくこと、それ自体が気持ちいい。島原の乱の精神的支柱とされた益田(天草)四郎も、自然の中で、そういったふつうの人々のひとりとして出て来る。野の草木のように。たおやかなイエスのような四郎。(解説 「驚くべき、ふつうの人たちの話」赤坂真理)
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