
mo
@utakataroro
2026年1月11日
PRIZE-プライズー
村山由佳
読み終わった
借りてきた
「エモーショナルな語り口には見るべきものがあり、万人の共感を得そうな人物造型に好感をもったが、惜しむらくは登場人物の言動に飛躍がない。人間にはもう少しわからなさが欲しい」「次々に登場する人物が皆、作者の語りたいテーマを代わりに語るなど作為が見え、かえって小説がこぢんまりとしてしまった」
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「直木賞の場合、選考する側は現役の実作者だからね。ストーリーが面白いとか共感できるなんてことよりも、小説としての面構え、文章の艶、テーマの現代性、あるいは人間というものがそのわからなさを含めて書けているか、説明の芸術ではなくイメージの芸術たりえているか・・・・・・そういったあらゆることを総合的に見るわけです。その中でも、俺が最も重視してきたのは、志こころざしの高さかもしれないな。自分はどうしてもこれを書くんだ、という志。それさえこちらにビンビン伝わってくるなら、たとえ少々の欠点があったって思いきり推したくなっちゃうね。志こそは、小説の持つ最大のパンチ力だと思う。」