
やや
@yaya_reads
2026年1月11日
くますけと一緒に
新井素子
読み終わった
小学4年生の成美は、厳しい母親、そして不仲の両親の怒鳴り声の中で自分の唯一の味方のぬいぐるみ・くますけと身を寄せて過ごしていた。
どこへ行くにもくますけを連れて行く成美は学校でいじめられ、くますけを取り上げられ汚されてしまう。許せない、と怒りくますけと話した翌日、そのクラスメイトは事故に遭い、両親も事故で死んだ。
「人を呪わば穴二つ」これは、自分が呪ったせいか?くますけが何かしたのでは?と疑念を抱きつつ、成美は叔母の家に引き取られることになる。
映像にしたらより面白そう、なサイコホラーでした。ほとんど怖くはないけど。
それよりも、夫婦喧嘩や、ママが成美に言う言葉がきついので、両親の不和・それによる自責・両親に責められた経験などがある人は要注意です。
フラッシュバックを起こす恐れがあると思いました。
でも、それを乗り超えている人や、その場面を飛ばして読める程度の方なら、むしろこの物語にカタルシスがあるんじゃないかと思います。
成美を引き取ってくれた裕子の成美への接し方や、クライマックスで成美に掛ける言葉は、成美と同じ苦しみを少しでも感じたことがある人にとってはとても救いになるものじゃないかなと。
有名なので多くの人が読んだことがあると思うけど、まだで気になってる人は内容に注意した上で楽しんでほしいです!
