
jyue
@jyue
2025年3月9日

わたしたちが光の速さで進めないなら
ユン・ジヨン,
カン・バンファ,
キム・チョヨプ
読み終わった
3月某日(土)
あつ森で休日出勤、7時間労働。
3月某日(日)
夢を見た。行きつけのビストロに柴田元幸さんがいた。柴田さんもここが行きつけだと言う。握手だけしてもらい窓際の席へ。ああ嬉しいああ最高と思いながらハウスワインを頼み、持ってきた文庫本を読む。そういえばオースターだったのでサインしてもらえばよかったと振り返った席にはもうだれもいなかった。もう一度みたい夢。
残念ながら二度寝できず、早朝から『わたしたちが光の速さで進めないなら』を読む。韓国文学の良さは「静けさ」にあると思う。読んでいる間、少しだけ寂しい。なにもない、がそこに在る。でもその寂しさのなかに光がある、未来がみえる。例外なくキムチョヨプ氏の本も良かった。なんだか良い意味で神経が尖る、鋭敏な感覚。散歩がてら花屋へ行き、球根付きのチューリップの原種を買う。久しぶりの晴れ。太陽がガラスの花瓶に反射して、壁に光の形を作った。チカチカする気持ちを抑え、次に何を読むか考えていたら眠たくなり昼寝をした午後。










