
り
@ryohei_13
2026年1月11日
ジャガー・ワールド
恒川光太郎
読み終わった
マヤ文明×冒険小説という掛け合わせにロマンを感じ読んでみた。マヤ文明の一つの国が滅ぶまでを、色々な人の視点から描いた物語。
その中でもレリイという少年が印象深かった。本当にたくさんの人が出てくる本作。それぞれに少しずつ違う正義や考え方を持っている。1つ共通しているのは、自分と違う正義と争うこと。自分たちの正義を通すためには暴力は正当化される。そんな中でレリイだけ違っていて、すごく良かった。レリイの行動、最後の気持ちが、この小説の肝だと思った。「平和」を考えると必ず行き着く、怒りと空しさが描かれていたように思う。
