
久保みのり|書店よむにわ
@kubomisan
2026年1月11日
「なむ」の来歴
斎藤真理子
読み終わった
伝わらないかもしれないという不安/説明しすぎたかもしれないという不安。翻訳しているときそこから逃れることができない。
朝鮮半島のことを誤って伝えたら大変だという緊張から自由になれない。(p.239)
1月1日に手が伸びた本。寄せ植えみたいな本、と斎藤さんは言っていたけれど、ご自身の立場に常に自覚的であろうとする姿勢はずっと感じられて、こんなにしゃんとした人がいま日本にどのくらいいるのだろうと思った。詩・編集・翻訳……新潟、東京、韓国、沖縄……斎藤真理子さんの訳した本は信じられると感じた、とても良い一冊だった。


