
しおり
@Kaffee5888
2025年3月10日

砂嵐に星屑
一穂ミチ
読み終わった
テレビ局に勤務するアナウンサーさんなどに焦点を当てた物語。華やかな業界だと思われることの方が多いだろう。だが、その裏側では様々なことが行き交っている。自分がやっていることは必要なのだろうか、向いているのだろうか…。
業界のことを知らない人でも、なんとなくこういう雰囲気なんだ…と少しだけ身近に感じられるかもしれない作品。
一穂さんの作品は今、生きづらい人にちょっとだけ息抜きをさせてくれる言葉がある、雰囲気がある。誰からも必要とされていない人なんて居ない、なんて言葉は安っぽいだろう。でもちょっとだけ、誰かに、期待しても良いんじゃないかな。『誰か』はあなたの努力をきっと見てる。きっと、知ろうとしてくれているから。
