
はとぽっぽ
@saliliy
2026年1月11日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
アンディ・ウィアー,
小野田和子
読み終わった
ココで何度も流れてきて、気になって読み出したら寝る時間も資格の勉強も削って一気読みするほど、面白かった!
グレースが科学大好きわくわくおじさんでよい。
目が覚めたら記憶も無くて、生きている人間は自分だけ、話しかけてくるのはコンピュータ・アームだけ。
なんていう状況、普通なら気が狂う。
=ちょっとネタバレかも=
どんなピンチも真正面から見据え、考え抜いて、時に持ち前のユーモアをまじえながら攻略していく。
グレース本人の独白で進む物語だから心底ポジティブな人間に見えるけど、案外そうでもない。
単純なポジティブじゃない。
未来の不安や恐怖より、好奇心が勝ってるだけ。
それがわかるのがヘイル・メアリーに乗る直前のストラットとのやりとり。
ここで彼の本音が聞けるからこそ、物語終盤のトラブルで彼自身が選び取った決断と行動に胸を打たれる。
最後の選択もグレースらしい。
ストラットは、キャリアを捨て教師になった彼を臆病者だと罵ったけど、自分の居場所と天職を見つけられるのはとても幸運なことだと思う。
“「ぼくは教師なわけです。教壇に立っているべきなんです。ぼくらは強く生き抜いていく世代をしっかり育てなければならない。(略)ぼくは子どもたちがきたるべき世界をきちんと受け止められるよう準備を整えてやることができる」”

