
ぽっぽ
@saliliy
移動が多い人生なので移動中の読書が多いです。
読みたい本を読みたいときに。
ここは気になる本にたくさん出会えて楽しい!
- 2026年6月23日
文章は、「転」。近藤康太郎読み終わった『言葉は、自分が考えていること、感じていることを表現する道具ではない。むしろ文章によって、自分が考えていること、感じていることを、思い出す。ああ、おれはこんなことを考えていたんだ。そのことを、文章を書いている途中、当の自分が発見する。』 ように、私もなりたい。 そのためには、「考えること」「感じること」が大事なのだ、と。 五感を研ぎ澄ませ、観察して、ときに名文に教わり、安易な形容には逃げずに、しっかり考え抜くことが感性を鍛える「筋トレ」である、と。 感性は練習で磨くことのできるものだ、というのが一貫した主張。 読んですぐに体得できるものじゃない。 けれど日々の振る舞いや、名文のストックなんかは、今日から少しずつでも始められる。 まだ見ぬ自分の感性に会うために、何度でも読み返したい本。 - 2026年6月18日
ハローキティのニーチェ朝日新聞出版読み終わったピンタレストという画像コレクションアプリで流れてきて思わず2度見した。 かわいいキティさんから、こんな手厳しい言葉が?! なにかと思えば、ニーチェの言葉(超訳)にキティさんの挿絵が添えられた構成で。可愛らしい絵柄と、時に厳しい内容とのギャップが強烈で、一つひとつの言葉がより深く印象に残った。 グサっとくるものも有り、背中を優しくさすってくれる言葉も有り。 シリーズ本らしく、全部で11冊有るらしい。 ぜんぶ集めたくなっちゃう。 - 2026年6月18日
寝た子は起こすな志村哲祥読み終わった『前章でお話しした「睡眠酩酊」もありました。(中略)私の場合、大学受験の当日にもそれをやらかしました。朝、親に「あなた今日、入学試験じゃないの?」と言われたときに、自分では覚えていないのですが、「試験は明日だよ」と言って、そのまま寝てしまったらしいのです。』 著者の実体験が衝撃的。DNAに刻まれた睡眠サイクルが、ここまで強固なものだとは知らなかった。 私自身、朝型の同僚とのバイオリズムの違いを日々感じている。世の中で活躍している人には朝型が多い印象があり、朝からすぐに動けない自分に引け目を感じることもあった。 でも、それが意志や努力の問題だけではなく、遺伝子レベルの特性なのだと知ると「しょうがない部分もある」と少し気持ちが軽くなる。 一方で、睡眠サイクルの違いによって生活に支障が出ている人たち、特に子どもたちが居ることは、知識としてもっと広まってもいいと思った。 画一的な生活リズムではなく、社会が一日のスケジュールそのものを見直す余地がまだまだ有ると思う。 - 2026年6月8日
僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み終わったこの本を読もうと思ってる人は、ぜひ紙の本に触ってほしい。小口(本を開いたとき親指をかけるところ)が『ふわふわ』なのです。鳥の羽毛イメージしてる?手ざわりが柔らかくてつい触っちゃうのです。 すぐ触っちゃうので、すぐ続きを読むんですね。そういう作戦かもしれない、まんまとハマっている。 すごい結果を出す人ってガッツがあるよな。 2つの論文が学術誌に受理されること、さらっと書いてるけれど、紹介してない論文もたくさん書いてるだろうし1発で通らないこともあったでしょうに、そういう泥くさいところは見せずに研究の楽しい面をひたすら教えてくれる。 一年の半分を、大荷物抱えて軽井沢の森の中を15km歩いてで調査したりだとか。 仮説の検証で、起こりうる様々な反論を考え、ひとつひとつ実験して潰していくところとか。 こういう「泥くさエピソード」にフォーカスした研究の裏話も、もっと読んでみたいね。 - 2026年6月4日
タイトルから考えよう鈴木俊之読み終わった日々、チャットやメールや資料作成で実戦はしてるけど、「本当にこの文章でいいのかな?」「もっといい書き方があるんじゃない?」というモヤモヤが常にあった。そんな平凡なビジネスマンとして、文章で伝えることの不安を解消したくて手に取った本。 まず『納品主義者』という言葉にドキッとした。忙しさを言い訳にして、とりあえず「書けばいい」「出せばいい」という、惰性ともいべき仕事の仕方は身に覚えがある。 最近してたなぁ。読み手の気持ち、蔑ろにしてたかも。反省。 「読み手の感情を揺さぶることで読まずにはいられない文章になる」という一文。 著者がyahooニュースやプレジデント・オンラインで実績をあげた人なので、例文がほんの少し心臓にわるい表現もある。 ドキッじゃなくて「ビクッ」って感じ。 でも本書はノウハウ本では無く、文章を書くことへの「心構えと覚悟」の持ち方について書かれたものなので、表現の落とし所は各々で探っていけばいいのだろう。 文章を書く上で存在を無視できない生成AIとの付き合い方にも言及されていて、学ぶところが大いにあった。 - 2026年6月2日
人生を勝ち抜く孫子の兵法リベラル社,野村茂夫読み終わった上司のおすすめ本シリーズ。なんだろう、上司の中で偉人の超訳本ブームがきてるのだろうか。 『自分の強みを見極め、相手の弱みを知り、勝てる場所を選び、状況を観察して、どうすれば消耗せずに勝てるか』、事前準備がいかに大事か、ということがこれでもかと説かれていた。 特に「どうすれば消耗せずに勝てるか」という考え方が良い。 「努力の仕組み化・習慣化」みたいな努力前提の自己啓発書が多い中で、不要な戦いは避けて消耗せずに勝つことを目指す、という視点は新鮮だった。 - 2026年5月19日
覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰池田貴将読み終わった基本的に1ページに1トピックの構成なので気になったページにはふせんを付けてスイスイ読み進められた。 読み終わったあと、案外、共通する内容にふせん付けてるのがわかって面白い。 私が今興味あることは、 「結果より、自分の納得感を軸にして生きること」で、同時に、「行動しなければ意味がない」「情報収集や思考だけで止まるな」という圧もかなり大事にしてるんだな、ということが俯瞰して気づけて良かった。 実はこの本、別の人が読み終わって貸してくれた本で、その人が貼ったふせんもそのまま読ませてもらった。 「あー、〇〇さんらしいな」もあるし 「え、ここふせん貼るんだ、意外」 というのもあって。 私とは全然違う箇所に付いたしるしと量が、自分とその人の価値観の輪郭を浮かび上がらせてくれて、ちょっと真剣に分析したくなるな。 - 2026年5月8日
カラスは飼えるか松原始読み終わったカラスの研究者による、カラスにまつわるお話。一見関係ないような話から始まっても最後はちゃんとカラスに着地するので、カラスの話が読みたい人は安心して読んでほしい。 サルにも猫にも、インコさんにも詳しい。動物だけでなく、戦闘機やら映画やら、時代劇から古代神話まで、とにかく知識の幅が広く深い。自分の知ってるトピックが出てくるとニヤッとできるかも? 知識の連想ゲームと、それらが織りなす奥行きのある話が楽しい本。 ウナギが深海に向かう時に目が大きくなることなんて、生きててどこで知るのだろう? ちなみに、巻末にカラスが登場する文献や娯楽の紹介が載ってるんですけど、BL本も紹介されていた。えっ、紹介できるってことは読んだってことですよね? カラスが出でくるからって守備範囲が広すぎる。 カラスのこと大好きなのに、観察するときの事実を見つめる冷静な眼差しが素晴らしい。 感情と事実を分けて考える姿勢。 当たり前に大事なのでつい忘れがちだけど、当たり前に行動に落とし込める人はとても少ないと思う。 自戒を込めて。 - 2026年4月5日
小生物語乙一読み終わったかつて読んだ高校生の時に一度読んでるけど、読み返したくなり再読。 本人があとがきで書いてるように『「小生」という一人称で日記を書く実験』で、 普通の日記のように読み進めてると急に不穏な空気になり違う世界の扉を開けてくる。 そのゾワッと感に謎の依存性がある。 しだいに読者に本人と「小生」が同一視され、扱いに困ってこのブログはやめてしまったそうだけど。 現実の出来事から非日常につながるストーリーがわたしは大好き。 - 2026年3月29日
うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真ヨシタケ・シンスケ,幡野広志読み終わったなんか新しい趣味始めたいな という思いつきからカメラに興味持って、いろいろ調べてるうちに「カメラ何買えば良いのかわからん!」ってなったタイミングで本屋で見つけて、帯コメントに惹かれて読みはじめた。 最初に「写真の才能は遺伝」と言われて えーっ、ショック!!だったんだけど、 「たくさんの人が高いインプット能力を持っている。つまりマネがうまい。むしろこれこそが写真の才能のひとつだとぼくは思ってる。だからインプットするものをちょっと変えるだけで写真は一気に変わるのだ。」 とあって、ちょっと希望のある話。 写真って正解がある気がしてた。 理想的なポートレート、理想的な物撮り。 それを再現できないから自分は写真が苦手だと思い込んでた。 帯コメントに偽りなし。 写真の話だけど、人やモノとの向き合い方・関わり方・距離感の取り方の話だった。 この人、感情を言葉に滲ませるのうまいな。喜怒哀楽に素直な文章だ。 毎日、自分の「いい」と思うものに向き合い続けてるからこそなのかもしれない。 - 2026年3月9日
書く習慣いしかわゆき読み終わったかつて読んだわたしの中の文章を書く心のハードルを下げてくれた一冊。 最初読んだのは紙の本で、たしかコロナ禍だったはず。 その時も感動して勢いでX(当時Twitter)アカウント作って、本の感想を書いて作者からコメントもらえたの、嬉しかったっけ。 気合いの入った断捨離の時に手放したんだけど、思うところがあり今回は電子書籍で買い直した。 過去に読んでるし一度手放してるし今さらそんな響くところ無いだろ、って思ってたのにマーカーの数かぞえたら40コ引いてた。自分に引いた。 ここの投稿が続いてるのは間違いなくこの本のおかげです。 これからも定期的に読み返すんだろうな。 そんな、わたしにとって書くことのお守りみたいな本。 - 2026年3月2日
- 2026年2月16日
- 2026年2月9日
後宮の烏 2白川紺子,香魚子読み終わった電子書籍のおすすめに出てきて表紙が綺麗だったのでジャケ買い。(アニメ化してたのね) 普段あまり読まないジャンルなもんで、巫術とか幽鬼(幽霊みたいなやつ)が当たり前に出てきて最初はちょっと面食らった。神も普通に出てくるし。 後宮が舞台なせいか、男女の想いのもつれが軸となる話が多め。 2巻まで読むと、この世界の神話やそれにもとづいた法律・価値観がわかってきて、話に奥行きが出てきて、だんだんおもしろくなってきた。 完結してるっぽいので、このまま最後まで読んじゃおうかな。 - 2026年2月9日
後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)白川紺子読み終わった - 2026年1月28日
水族館飼育員のただならぬ裏側案内なんかの菌読み終わった読むとすぐに水族館に行きたくなる本! 文章と4コマ、イラストがテンポよくどんどん出てきてスイスイ読める〜 いちばん心に響いたのは標本の話。 近所の砂浜由来のものから、かつて飼育されていた海獣たちまで、地元にゆかりのあるモノが実は多いということ。 水族館って、北極のペンギンや深海の魚みたいに遠い世界の生物を見せてくれる場所だとばかり思っていた。 でも実はその土地と地続きの時間のつながりがある、そこにハッとさせられた。 ほかにも、筆者の生きものたちへのコメントやまなざしが、とにかく面白い。 「ウミサボテン——命とは何か?を考えさせられる造形」 「アオリイカ——とにかく美しい。ずっと見ていられる時間泥棒。捕食シーンも見てほしい」 思わず画像検索しちゃった。 「昆虫、鳥類、哺乳類すらも淡水エリアにいる。ヒトも展示するなら淡水エリアだ。」 たしかに。考えたことなかったけど人も淡水エリアの生物だ。 - 2026年1月18日
火星の人〔新版〕 下アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わったプロジェクト・ヘイル・メアリーが面白かったから続けてすぐ読み始めた! こちらはプロ(自ら志願したという意味)の宇宙飛行士が主人公で、 かなり絶望的な状況が何度も訪れるのに、 ピンチを一つひとつユーモアを忘れずに切り抜けていくので、あまり悲壮感がない。 ミンディ・パークの軽口をたたく成長がなんか好き。 - 2026年1月18日
火星の人〔新版〕 上アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった - 2026年1月11日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わったココで何度も流れてきて、気になって読み出したら寝る時間も資格の勉強も削って一気読みするほど、面白かった! グレースが科学大好きわくわくおじさんでよい。 目が覚めたら記憶も無くて、生きている人間は自分だけ、話しかけてくるのはコンピュータ・アームだけ。 なんていう状況、普通なら気が狂う。 =ちょっとネタバレかも= どんなピンチも真正面から見据え、考え抜いて、時に持ち前のユーモアをまじえながら攻略していく。 グレース本人の独白で進む物語だから心底ポジティブな人間に見えるけど、案外そうでもない。 単純なポジティブじゃない。 未来の不安や恐怖より、好奇心が勝ってるだけ。 それがわかるのがヘイル・メアリーに乗る直前のストラットとのやりとり。 ここで彼の本音が聞けるからこそ、物語終盤のトラブルで彼自身が選び取った決断と行動に胸を打たれる。 最後の選択もグレースらしい。 ストラットは、キャリアを捨て教師になった彼を臆病者だと罵ったけど、自分の居場所と天職を見つけられるのはとても幸運なことだと思う。 “「ぼくは教師なわけです。教壇に立っているべきなんです。ぼくらは強く生き抜いていく世代をしっかり育てなければならない。(略)ぼくは子どもたちがきたるべき世界をきちんと受け止められるよう準備を整えてやることができる」” - 2026年1月11日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった
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