幽霊 "1973年のピンボール" 2026年1月11日

幽霊
@kikichacha
2026年1月11日
1973年のピンボール
自分の知らない、少し前の年代をなんとなく美化して見ていることがある。けれどこの作品で生きている人達も喪失感や絶望を抱えつつ日々を暮らしていて、とてもリアルに感じられた。 今のようなコミュニケーションツールはまだ発達していないので、良く言えば自己を深く内省できるし悪く言えば孤独を分かち合えない、この頃の絶妙な空気に触れたような気がします。 特に印象に残ったのは、20章冒頭の僕と事務所の女の子のやりとり。「私には何もないわ。」に対して「失くさずにすむ。」という返答に痺れました。生きてるうちに誰かに言ってみたい。
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