こた "草原のサーカス" 2026年1月12日

草原のサーカス
2人の姉妹それぞれの視点から交互に編まれていく物語。 姉は大手製薬会社の社員兼大学の非常勤講師。妹はハンドメイドアクセサリーの作家。 周りに溶け込むことで安心を得る姉と、周りに流されず自分の筋を通したい妹。 対照的な2人がどちらも過ちを犯す当事者になっていく。 解説の芹沢央さんが「「絶対にまちがえたくなかったからこそ間違えてしまった人」の物語」と評しているのがしっくりくる。 善と悪とは割り切れなくて、誰もがないまぜになった事情を抱えながら、間違えていく可能性を孕んでる 信頼していたはずの人との関係性が捻れていき、疎遠だと思っていた人との関係性に救われる。 こうした人間の性質や現実の残酷で温かい面を描けているところが素敵な作品。 Podcast「真夜中の読書会」で紹介されてたのを手にしてみた。 EP152.信頼していた人への「小さな違和感」。あのときどうしていたら? https://x.gd/huBWa
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