ジョルジオ・ポメラーニ "クィア・レヴィナス" 2026年1月12日

クィア・レヴィナス
クィア・レヴィナス
古怒田望人/いりや
レヴィナスの存在論の前提となっている異性愛至上主義的規範性をレヴィナスのテクスト自身が逸脱してゆくさまを鮮やかに描いている。ただその場合にある種の仮想敵とされている規範性が本書ではあまりに単純に捉えられているようにも思う。規範というのは思ったより柔軟かつ狡猾に雑多なものを包摂してしまうので、結局ここで取り上げられているような逸脱も最終的にはレヴィナスの規範性に回収されてしまうのではないだろうか、という感想を持った。
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