
Kenji
@yagaken
2026年1月12日
アフタヌーンの代表作
この作品は、中世のヴァイキングを舞台にした戦争孤児トルフィンの「大河ドラマ」である。
トルフィンが暴力全盛時代を生き抜きながら、本当の戦士・そして戦争のないヴィンランドの建国を目指す。
少年トルフィンが、生きていく中で、戦争・愛・罪と罰・生と死・人間・本当の強さとは何かという問いの答えを得ていく。その過程は、作者が彼らを使って哲学的な問いの実験をしているように思えた。
緻密な時代考証や画力・表現力の高さはこの取り組みにリアリティを与えている。
人は過ちを繰り返す。しかし、少しずつ彼らが目指したヴィンランドに近づいていて欲しいという作者の願いが伝わる作品であり、そのための作品でもあると感じた。
