なきお
@ooonaki
2026年1月12日
傲慢と善良
辻村深月
読み終わった
以下ネタバレ
1部 → かける 視点、 2部 → まみ 視点 の構成がおもしろかった。
1部はかけるがまみの関係者にまみについて聞いていくという構成がつづいて1部最後飽きそうだったけど、1部であかされていく「まみはただ善良なだけの子ではないのかもしれない」と、かけるの中でまみの解像度があがっていく中で、実はまみは何を考えてたのか?なぜ出ていってしまったのか?が2部で明かされるのがおもしろかった.
小説は自分の人生とちがう世界を体感できるのがおもしろいなあ…と改めて感じた。
まみへの共感や感情移入がある一方で、最初はかけるに全然感情移入できなかったな。まみが「70点の結婚相手」と言われている時はすごくかなしくて胸がしめつけられた。そんなまみが東北にいって一皮むけてかけるに対してただ善良でない女の子になっているラストに感動したなあ。

