
傘
@umbrella__um
2026年1月12日
カフェーの帰り道
嶋津輝
読み終わった
大正〜昭和初期の「カフェー」というのがどういう存在なのか、この本を読んで初めて知った。
全体的にほのぼのとした優しい雰囲気が漂う物語だけど、話が進むにつれて、時代の世相が仄暗くなっていく。
登場する女性たちがみんな強く、しなやかだった。
夕食を食べたあとに番茶を飲みながら雑談をする部屋の温かさや、心がときめいた人と逢瀬を重ねる喜び。いくつもの何気ない風景が、どの人にとっても永遠に続いてほしいと願わずにはいられない。






