
EMMA
@emma_111
2026年1月12日
読み終わった
障害のある人の親が希望や意見や要求を口にすると、なぜかみんなが怒り出す様子が、具体例とともによく伝わってきて、その現実に驚いた。
医師や介護職の人は想定の範囲内だったが、同じ立場の家族会の人や、障害のある当事者からも怒られるのは意外だった。
「日本社会は家族介護を含み資産として成り立ってきた」という指摘にはハッとさせられた。
寝たきり全介助の子と親の関係性は言葉にできないぐらいの豊穣なものだ、と書かれていたのも、知らなかったことなので、そういう関係性なのか、と新たな発見だった。
意思表示のできない子供の人権を守れるのは親しかいないという社会はやはり未熟で、意思表示ができなかろうが、当たり前に人権を守れるように周りが行動していかないといけない、ということに気付かされた。
「障害のある子は社会みんなで育てていくものだ」と発言する先生が本に登場したが、まさにその意識を当然のものにしていくべきなんだな、と教えられた一冊だった。
