
yo_yohei
@yo_yohei
2026年1月13日
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
アグラヤ・ヴェテラニー,
松永美穂
読み終わった
@ シンガポール
常に不穏な空気が流れている、通常の散文と詩の中間のような文体だった。ハン・ガンの小説にも詩的な要素が感じられるが、本書はそれ以上に抽象度が高く、より濃密な詩的成分を含んでいるように思う。物語はさまざまな場所へと飛躍しながら進み、その全体を通して暴力と死の匂いが漂っている。文章は切迫しているようでもあり、同時にどこか俯瞰して語られているようにも感じられる。
読んでいるあいだ、終始、不安で不穏な気持ちになっていた。しかし一方で、私はそうした感情を味わいたくて、小説を読んでいる部分もある。









