その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか
132件の記録
いくぽぽ@ikureadsbooks2026年1月5日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台あっという間に読んだ。どんなことがあっても、流れるように人生は進んでいく。周りも変化していく。限られたひと、いつものおまじない、繰り返されるものがたりに囲まれながら、いつのまにか周りの景色が変わっていってしまう。子どもって受動的にただただ受け止めなければならないことがとても多かったことを思い出した。目を見開いて見ていることしかできない、それによる感情をいつの間にか胸にしまってしまっている。

wakaba@wakaba1012025年12月25日読み終わった「わたしはボロボロと崩れていくような気がする。」(p.148) ルーマニア出身、スイスで活躍した著者の自伝的作品。 チャウシェスクの独裁政治から逃れるためルーマニアから国外逃亡した家族。サーカスの芸人として土地を転々としつつ生活しているためどこにも安住の地はなく、さらに家族が徐々に崩壊していくことで著者である“わたし”のアイデンティティも、“ボロボロと崩れて”いったのかもしれない。 時代と、そこに生きた人間の産み出す悲哀が通奏低音のように、この小説全体に流れている。


たびたび@tabitabi2025年12月24日読み終わった結構衝撃的な内容なのに自伝だと知って驚いたけど、子供の時の作者自身が、その頃の姿のまま、淡々と語っているようだった。 訳者あとがきに、最近すごく気になっている韓国文学翻訳者の斎藤真理子さんへの言及があり、こんなところでもお会いしましたね!みたいな気分に。






gato@wonderword2025年12月11日読み終わった特殊な環境で、〈裏側の世界〉を知って育ち、誰より先に大人になって、みんなが大人になっても子どもであることを求められ続ける女の子の話。サーカスの話だけど、語り手にとってサーカスはあくまで日常なので大して描写されない。ショーにつきまとう危険と不安だけが繰り返される。視覚より聴覚のイメージを喚起させられて、ずっと大人の会話に聞き耳を立てている感じが痛ましい。ぷつぷつと途切れがちなのだけど、皮膚感覚をスッと共有させてくるような文章。つらかった。お姉さんはどうなったのかな。



gato@wonderword2025年12月11日感想連想した本:アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』『ワイズ・チルドレン』、キャサリン・ダン『異形の愛』、ジャネット・ウィンターソン『オレンジだけが果物じゃない』、キャスリン・ハリソン『キス』(人生で一番読むのがつらかった本と言っても過言ではない) あー全部女性作家だ

月と星@moon_star2025年11月19日読み終わった借りてきた図書館本ルーマニアから亡命したサーカス一家 著者の自伝的小説。 こんな生活が、著者を蝕んでゆき39歳での自死に繋がってしまったのだろうか… 初めての構成だった。






yayano@yaya72025年11月12日読み終わったふしぎな書物。まるでわたしが主人公になったみたい。 父さんと母さんと姉さんと、ほかの人たち。 ところどころ、絶叫したり、余白をもたせたり、繰り返したり。 少女の肉声が絶えず語りかけてくるようだった。





ジクロロ@jirowcrew2025年10月16日読み終わった「屋根裏部屋で、わたしは自分への罰として 作文を書く。 父さんは、ずっといなかったせいで死んだ。 母さんは、何もできずに生きている。 姉さんは、父さんの娘でしかない。 わたしは少しずつ大きくなった。 そして、子どもはほしくない。 そして、子どもはほしくない。 そして、子どもはほしくない。 そして、子どもはほしくない。 そして、子どもはほしくない。 そして、子どもはほしくない。 ……」
wug@w2025年8月2日読み終わった頭のなかで強烈なイメージと感情が明滅するような、普段小説を読む時とは別の種類の体験だった。 読み終わったあとに奥付けを見て、先日読んでよかった『誰もいないホテルで』と同じ翻訳家の方だとわかった。全く味わいの違う面白い本を訳していただきありがとうございます、の気持ちになる。


白玉庵@shfttg2025年7月28日読み終わった『悪童日記』や『アンダーグラウンド』(映画の)を連想しながら読んでいたが、ペ・スアが関係していたとは。後書きを読んで驚いた。この緊張感はたしかに何かリンクするものがある。 レオノーラ・キャリントンを表紙に選んだ装丁家がすごい。これ以外考えられない。








らこ@rakosuki2025年6月25日読み終わったインパクトのあるタイトルと不穏な表紙から敬遠してしまっていたが、腰を据えて読んでみることにした。 いろんな意味でこんな小説は読んだことがない。じわじわと胸が抉られる思い。間違いなく記憶に残る作品だった。 作者のヴェテラニーはルーマニア生まれで、独裁政治から逃れるために、サーカス芸人の両親と叔母と共に外国を転々とした。これはその自伝的作品で、少女の視点から綴られる文章からは心の叫びが聞こえてくるようだ。 児童労働、虐待、性的搾取、喪失の経験。あまりにも過酷な運命。 39歳で精神状態が悪化し入水自殺したという作者。その事実を知って読むと、なお悲しい。

シモン@yansimon071103202025年5月25日買った読み始めた読み終わったkagi booksにて🔑 ヨイヨルさんの影響受けまくり👻 のっけからザ・不穏。否装画からして。 何だか考え込んでしまう。全ては過ぎ去った事であるがこれからも生は続くのだから。 6/5了


川@river12162025年5月6日読み終わった「喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 母さんは喜んでいない。 前よりもっとたくさん、白ワインを飲む。 薬がわたしを殺すよ、と母さんは言う。薬とワインは合わないからね。自分の心臓の音が、もう聞こえない!」(P.141)



百頭花|fleur cent têtes@flaneur_fleur2025年5月4日かつて読んだ「あっちからきた子ども」シリーズに入る 吉田知子「そら」も「あっちからきた子ども」シリーズ 表紙がレオノーラ・キャリントンなのが良いよね


もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年3月27日読み終わった著者の自伝的小説ということは…といろんなことを考えてしまい、「私」の経験の全てが彼女に起きたことではないと思いたい気持ちになる。 時代や環境に翻弄された人生だったのだろうなと思った。




マヤ@mayaya_20252025年3月15日読み終わった恐ろしいことを考えていれば、他の恐ろしいことから考えを逸らしておける。 神が食べるおかゆの中で煮えているものはー? 子どもの、拙い言葉、表現が非情さを際立たせる。 残酷な童話のような、だけどこれはお伽話ではない。



( ˘ω˘ )@nnn2025年3月15日読み終わった日本語翻訳が最近なだけで、オリジナルの出版は1999年。内容はここに書いてしまいたくない系。読んで感じてほしい系。 タイトルも良いんだけど、訳が分からないながらにも不穏な空気をよく表してるこの装画が素晴らし〜!よくこれを見つけ出してきたな…?!















































































































