
りら
@AnneLilas
2026年1月12日
お梅は呪いたい
藤崎翔
読み終わった
@ 自宅
ライトで笑えそうな小説が読みたくなったのと、子供の頃から実家の日本人形や雛人形が怖かったので、それをちょっと克服したくて読んでみた。
ホラー要素もオカルト風味も皆無で、むしろ不幸な人々が呪いの人形お梅と関わることでそうとは知らずに幸運を手にしてしまうハートウォーミングさ。痛恨の呪いミスに歯がないくせに歯噛みし、地団駄を踏みたいのを我慢するお梅の逆境がむしろ不憫。
自我を保つ人形・玩具の先輩として、お梅がテレビで観た「チャイルド・プレイ」や「トイ・ストーリー」シリーズへの言及があって、先達と自らとの違いを冷静に分析する頭脳と現代への適応能力の高さから次巻での活躍を期待したい。