
たくみ
@taku0-0
2026年1月13日

言語化するための小説思考
小川哲
読み終わった
これまで、小説というのは著者が伝えたいことを書くためだけのものだと思っていた。
この本では、読者が読みたいと思えるものを書くための方法が書かれている。書き手→読み手という流れがある以上、小説とは一つのコミュニケーションであり、コミュニケーションとしての適切な伝え方がある。
言われてみればそうだけど、小説を表現方法の一つとしてしか捉えていなかった自分にとっては、目から鱗の内容だった。
この本も、読者のことを徹底的に考えて書かれていて、とてもわかりやすくて面白かった。書かれているのは小説ではないけれど、最終的には小説という形で、説明してきたことの実践例を見せてくれる。説得力のある内容だった。
あと物の見方が冷静すぎて感心する。クール。
小説の見方が変わって、一つ一つの文章が何のために存在するのか考えるようになった。おかげで一冊を読み終えるスピードが遅くなった。良くも悪くも影響を受けた。




