言語化するための小説思考

93件の記録
- 白鈴アキ@aki89012026年3月28日読み終わった「言語化するための小説思考」がすんごく面白い。最後の書き下ろしの小説はまだ読めてないんだけども、面白い。これ、一回でも小説を書いたことある人は「すごく共感する」か「それで小説かけるの??」の2パターンに別れるかもしれない。私はめっちゃ共感した!そんで、あの書き方でも良いんだって安心したし、え、おれ、すごくね?って自尊心が満たされた。(アホ) それに小川哲の物事の深掘りの仕方が私が普段頭の中でぐちゃぐちゃこねくり回してるやり方となんか似ててシンパシーを感じてしまいました。(もちろん私の方は浅瀬を軽く掘ってるだけで、小川哲は重機でドゥルルルってすんごく深く掘り下げてそれを論理的に言語化している) これが誤読でしょうか。 いやぁでもこれを読むと私でも小説を書けちゃうかもーって調子に乗れそう笑。もちろん商業的には無理でも人生で何かを残したい気持ちはずっとどこかに燻ってるからとりあえず、アイデアや構想を考えるよりも書き始めるのが私には良さげだなあ。小説書きたいけど書けないってずっと思ってたけども、シンプルに書き始めてから考えるでいいんよな。実際にこれまで書いた(といっても短編で5,6作品(二次創作含む)も、とりあえず、思い浮かんだ情景を書き出してみて、書いてるうちに書きたいことが組み合わされたり、自分が書いたことからモチーフに無理やり転換させてたりしてたけど、それでいいんだなぁ。人間、頭でぐちゃぐちゃ考えて否定するのではなく、ええ、そうっすかぁー?と頭をぼせあがらせて調子に乗せた方がいい時もある気がする。何か書こう。




- スイ@sui_1232026年2月25日読み終わった著者が小説を書くときに何を考えているのかをまとめた本。「小説の書き方はわからない」と言いながら実践で磨かれた有益な技能(思考?)が出てくる出てくる。文体とは何か? を語る章が一番興味深かった。文体とは情報を出す順番。最後にはちょっとした小説付き。



雨と雨のあいだ@bochibochi2026年2月10日読み終わった何を書くか? 設定やメッセージではなく、書いてしまったことから始めること。具体と抽象を行き来して捉え直し、問いを立てること。 どう書くか? 情報の順番。景色を描写するのに実際の景色の劣化版にはしない。全てが伏線であり、意味がある。
- ハル@harubooks2026年1月16日読み終わったKindle「小説家は、抽象化と個別化を通じて、知らない世界について書く。この抽象化と個別化がうまく働くと、『ペスト』や『一九八四年』や『カラマーゾフの兄弟』のように「普遍性」を獲得することができる。読者が「この小説は私について書かれている」と感じるとき、小説家はあなたのことを知っているわけではなくて、小説家自身のことしかわからない──わからないのだが、自分の体験を抽象化し、抽象化した構造を個別化する作業に成功しているのだ。」 —『言語化するための小説思考』小川哲著 村上春樹は、これに長けている。本当に。


たくみ@taku0-02026年1月13日読み終わったこれまで、小説というのは著者が伝えたいことを書くためだけのものだと思っていた。 この本では、読者が読みたいと思えるものを書くための方法が書かれている。書き手→読み手という流れがある以上、小説とは一つのコミュニケーションであり、コミュニケーションとしての適切な伝え方がある。 言われてみればそうだけど、小説を表現方法の一つとしてしか捉えていなかった自分にとっては、目から鱗の内容だった。 この本も、読者のことを徹底的に考えて書かれていて、とてもわかりやすくて面白かった。書かれているのは小説ではないけれど、最終的には小説という形で、説明してきたことの実践例を見せてくれる。説得力のある内容だった。 あと物の見方が冷静すぎて感心する。クール。 小説の見方が変わって、一つ一つの文章が何のために存在するのか考えるようになった。おかげで一冊を読み終えるスピードが遅くなった。良くも悪くも影響を受けた。




ゆのか@marsgarden2026年1月12日読み終わったプロットを書かない派の思考としてすごくわかる!と頷きながら読んだのですが、伏線と文体については納得しかねるな、ともやもやしたものを抱えています。 (12『本気で小説を探しているか?』の会話文のところはなるほど実践的!となりますし、小説の見つけ方という思考が面白いな!!) 自分の頭のなかにあるシーンを知らない誰かに読んでもらってそれを面白いと思ってもらいたい、そうこれはコミュニケーションだ!ということはわかる、わかるんですけども⋯⋯わかっているかどうか作者は読者の反応をすべて把握できない。把握したらしたらで大変なことになりそう、しかし、しかし、といろいろ考え込むことになるので面白かったです。 読んでよかった、ただものすごく感想に困る⋯⋯置き場所が見つからない本です。

蟹投げ@kaninage2026年1月2日読み終わった「本屋でウロチョロしよう!」としばらくウロチョロしていた時に、「もしかして今『言語化』という言葉のブームがきているのか?」と思い、言語化コーナーのなかにあって一番興味を惹かれたこれを選んだ。(読み返してて思ったけど、そらコーナーがわざわざ出来てたんだから流行り言葉なんだろうな。) 著者の小川哲さんの本は、最近『君のクイズ』と他に何か読んでいて、読みやすいのになんかすごいこと(なんかすごいこと)をしていて好感があった。あと、この書影には載ってないけど、どピンクの背景にとげとげの吹き出しでRHYMESTER宇多丸さんとか背筋さんとかの書評が並ぶ、上品ではないが手に取らざるを得んでしょうっていう帯にまんまと訴求された。帯を剥がすとこの書影にある通り品のある表紙が見えるので、Kindleじゃなくて紙の本を買うことにした。 で、まだ読み始めたばっかりなんだけど、序盤に出てきた“「ご都合主義」関連法”と“クリシェ使用罪”というワードにウケてしまったので一旦ここにメモする。 ◯追記 読みおわった。 「当時の僕は便所サンダル関係者との対話を拒否していた」の一文にもウケちゃった。 たしかに自分は小説を読んでいて、思い込みの外に連れて行かれた時に、「読んでよかった」と思うことが多いなと思った。 全体を通して、読者に親切で、込み入った話がさも簡単な話かのように整理されていて、「なんかすごいことしてるな」というこれまでの感想はこういう部分にあるのかなと思った。 物事を解体して、整理して、構成して、ひとつにまとめて、解凍した時にまた新しい命題が生まれるみたいな作りで、面白かった。

イロハ@iroha_mellow2026年1月1日読み終わった特に面白かったのは、「伏線は存在しない」という章だ 「伏線になっていないような『情景描写』も、なんらかの暗示になっていたり、なんらかの副次的役割があったりする。逆に言えば、そういった『情景描写』は作品にとって不要である。」 私自身、いわゆる伏線回収が好きな読者のひとりなので、この考えは新鮮だった たしかに、作品において不要な文章などないはずで、ミステリー小説を除き、地の文にそこまで意味を見出したことがなかった わたしの読み方はまだまだ浅かったのかもしれない この一冊を読むことで、今年のわたしの読書体験を少しでも深いものしていきたいなと思う


mizuiro@transparency2025年12月25日読み終わった自分の中でこれはどのジャンルに振り分けたらいいのか、読み終わった今でも分からないけど、かなり面白かった!本が役に立つかどうかなんて考えるのは野暮だとは思いつつ、読みながらあれやこれや公私様々な場面での文章化やそのための視点の持ち方をついつい検討してしまった。

ポセイドンが飼ってる犬@big82842025年12月18日読み終わった「もともと「他者」と関わりたくないから小説を書いたのに、小説を書くためには「他者」のことを考えなければならない。」 いやガチで分かる。 佐川恭一も同じようなこと書いてたけど小説は究極のサービス業すぎて高校生のとき人と会話したくなくて接客とバイト3ヶ月で辞めた私がなんで趣味とはいえ究極のサービス業やってんねんと思う
フジサン@fujisan2025年11月2日読み終わった自分の生活に組み込むことができるかどうかは置いておいて、好きな小説を書いている作家さんの思考プロセスに触れることができるというのは非常に貴重な経験だった。








































































