
たくみ
@taku0-0
- 2026年2月22日
持ってこなかった男吉田靖直読み終わったトリプルファイヤーというバンドのボーカル、吉田靖直さんの自伝本です。何故か周囲から軽んじられがちで、怠惰で、自惚れていて、後悔ばかりしている姿に自分を重ねて楽しめました。 面白いやつの面白い話をダラダラ聞いてる感じで、読みながらずっと笑えるし、テンポが良くて話がヌルヌル進む。文章の才能がある。音楽の天才とは言えずとも、ここまで書けるのは文章の天才と言っていいのでは。 - 2026年2月17日
BOXBOXBOXBOX坂本湾読み終わった霧と埃と、草と土の匂いの混ざった、暗くてジメジメとした文章がたまらなく心地良かった。 昔、バイト先でひたすらにレジを打ち続けていた時間を思い出す。自分で選び続けて最終的に今があるというのに、何故いま自分がここにいるのか、わからないまま目の前の作業に取り組むしかない状態。常に頭に霧がかかってる感覚だった。バイトはなかなか辞めることができなかった。 自分の抱える陰鬱な気持ちや、人生に対する違和感を、誰かが書いてくれている。それだけでどこか嬉しくて、安心できる。 途中、三人称と一人称が混ざり合う瞬間があって、そこがすごく良かった。 - 2026年2月12日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わった3人の主人公の中の1人に感情移入してしまった。 けどそれは多分、そうなるように仕組まれていた。 最後の章を読んだ時、わかっていたはずなのに、自分も物語に入り込んでしまっていたのだと気付いた。 海原に突然放り込まれたような感覚があった。 - 2026年2月8日
ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語コルシカ,品田遊読んでる - 2026年1月23日
方舟 (講談社文庫)夕木春央読み終わったこういうことかな?こういう結末かな?犯人はきっと、、、などと予想しながら読んでいたけど、そんなもん全部ぶっ飛ばして、予想を裏切る、かつ突飛でない結末に、振ったバットが大きな音をたてて空を切った。 中学生の時にハサミ男を読んで、叙述トリックに初めて触れて、脳が痺れる程の衝撃があった。その時に近い感覚を味わえて嬉しい。自分はミステリーにこの衝撃を求めてる。満足。 - 2026年1月16日
Street Fiction by SATOSHI OGAWA(1)JAPAN FM NETWORK,TOKYO FM,小川哲読んでるブックオフで600円で購入 『言語化のための小説思考』を読んでから、小川哲さんの考え方や物事の伝え方が面白い ラジオという仕事上の会話であるが、文章ではないコミュニケーションから本人の思考に触れてみる。 - 2026年1月16日
私の身体を生きるエリイ,児玉雨子,千早茜,宇佐見りん,山下紘加,島本理生,朝吹真理子,李琴峰,村田沙耶香,柴崎友香,能町みね子,藤原麻里菜,藤野可織,西加奈子,金原ひとみ,鈴木涼美,鳥飼茜読んでるブックオフで1,000円で購入 寝る前に読む - 2026年1月14日
ここに来るまで忘れてた。吉田靖直読み終わったトリプルファイヤーというバンドの吉田靖直さんのエッセイ 最高でした。文章でこんだけ笑えたのは初めて。 だらしなさ、情けなさ、気の弱さが曝け出されていて、共感が止まらない。内容は悲壮感があるのに、各話の話が面白すぎてスルスルと読めてしまう。1話が短いので、空いた時間に軽く読んで、ちゃんと笑える。とても良い本だった。 普通に生きていると、内容がややこしくて誰に話しても「あっそ」で終わるであろうつまらないモヤモヤを感じる瞬間がある。そのモヤモヤを事細かく、その上で面白く説明する力がすごい。早稲田大学の文学部出身だと知って驚いたが、納得もした。 ◎余談 トリプルファイヤーの曲は前衛的だけどめちゃくちゃかっこいい。10年以上前の曲も色褪せず新鮮な感覚で聴ける。ぜひ聴いてみてほしい。 本人の人となりを知るには、これも10年以上前のものになるが「花池と吉田のともだち探そうシリーズ」という動画を見ると、この人の面白さがわかると思う。1話2分ぐらいで終わる動画が多いから、ぜひ。 - 2026年1月13日
言語化するための小説思考小川哲読み終わったこれまで、小説というのは著者が伝えたいことを書くためだけのものだと思っていた。 この本では、読者が読みたいと思えるものを書くための方法が書かれている。書き手→読み手という流れがある以上、小説とは一つのコミュニケーションであり、コミュニケーションとしての適切な伝え方がある。 言われてみればそうだけど、小説を表現方法の一つとしてしか捉えていなかった自分にとっては、目から鱗の内容だった。 この本も、読者のことを徹底的に考えて書かれていて、とてもわかりやすくて面白かった。書かれているのは小説ではないけれど、最終的には小説という形で、説明してきたことの実践例を見せてくれる。説得力のある内容だった。 あと物の見方が冷静すぎて感心する。クール。 小説の見方が変わって、一つ一つの文章が何のために存在するのか考えるようになった。おかげで一冊を読み終えるスピードが遅くなった。良くも悪くも影響を受けた。 - 2026年1月12日
誰が勇者を殺したか(1)toi8,駄犬読み終わった◎良かったところ この物語はインタビュー形式の会話→勇者の回想→仲間の回想と、視点が移り変わりながら物語の真相に辿っていく。キャラの発言が真実であるのか、どういう意図を持って発言したのかが、後になってわかる形式が面白い。勇者が死んだところから始まる冒頭の雰囲気は暗く、重厚な物語を予想させる。しかしこの本はそこまでのページ数はなく、展開が早くてめちゃくちゃ読みやすい。全体的に読み味があっさりしていて軽かった。普段本を読まない人や子どもにも勧められる、良いライトノベルだった。 ◎気になったところ 個人的には展開が上手くいきすぎてる気がして、あまり好みじゃなかった。登場人物の人間像がどこかで見たようなキャラクターばかりで記号的に感じ、物語のためにキャラが用意されている印象を受けた。それ自体は悪いとは思わないが、各々の視点から一人称で進む物語でそれを感じると感情移入ができなくて世界に入り込めない。また、ゲーム的な異世界のミステリーを期待して読んでいたが、そういう話じゃなかった。ミステリ要素は薄い。伏線と思われる文章はすぐに回収されるし、裏切りも少ない。勝手に肩透かしを食った。 - 2026年1月10日
誰が勇者を殺したか(1)toi8,駄犬読んでる - 2026年1月7日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読んでる - 2026年1月1日
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