
Tomy
@books_tomy
2026年1月13日
向日葵の咲かない夏
道尾秀介
読み終わった
イヤミスの代名詞的作品だから覚悟していたけれどもここまでとは。
虚しくてやるせなくてどうしようもない物語だった。爽快感とかは一切ない。
読み終わった後はただただ黒いネバネバした澱のようなものが心にこびり付いたような気持ちになる。
でも小説としてはメチャメチャに惹き込まれて、ワクワクした面白さというよりもどちらかというと切羽詰まった気持ちになって読まずにはいられないという感じ。
あまり推理、推測せず感情の任せるままに読み進めるのがこの小説を最大限楽しめる読み方ではないかなと思った。
犬猫が酷い目に遭うので地雷がある人は留意が必要だけど、作中では舞台装置としてしか機能していない感があるので人によってはそこまで感情的にならずに読めるかも。


