
こまいこ
@hi_nmh
2026年1月13日

悪の芽 (角川文庫)
貫井徳郎
読み終わった
感想
読み始めの方は主人公に対して、自業自得でざまあないなと思っていたのですが、
自分自身も無意識のうちに加害者になっている怖さを感じ読み終わる頃には主人公を笑えなくなっていました。
私自身、凶悪殺人犯が犯罪に至ったまでの過程に興味があり、まとめ記事だったりWikipediaなどを読む事があるので、そんな出歯亀行為に物語の内容が刺さります。
なんの気無しで使った言葉で、人を大きく傷つける。人生を変えてしまう。
当たり前のように思っている事柄の中に差別意識が含まれている。
SNSも頻繁に使っているので、とても考えさせられる内容でした。
結末がこんな動機で?と呆気なく感じましたが、これもまた主人公が導き出した主人公の想像であって、犯人が語る事の無い現状で真相は永遠にわからないままなんですよね。
重めの内容でしたが今の社会情勢の中、
心に留めなきゃいけない思いが沢山あり、この先そういった情報(事件など)に触れる度にこの本を思い出すのだろうな。

