もも "この世にたやすい仕事はない" 2026年1月13日

もも
もも
@shii_hoo
2026年1月13日
この世にたやすい仕事はない
あんまり味わったことがない、不思議な読み応えだった。不思議な会社と不思議な人たちがたくさん出てくる。どうして主人公は前の会社をやめたのか、ストレスがたまっていたことは語られているけど詳しい説明はない。 みはりの仕事、バスのアナウンスを作る仕事、おかきの袋の豆知識を考える仕事、路地のポスターを貼り替える仕事、公園の小屋での仕事、いろんなちょっと変わった仕事に転職していくという面白い設定だけど、主人公はあっさり淡々とその仕事をこなしていって、そこが私には物足りなかった。 『水車小屋のネネ』がすごく面白くて、『やりなおし世界文学』は気になる本にたくさん出会える読書エッセイで、これが3冊目の津村記久子。これまでと全然タイプが違くて、チューニングを合わせられないまま終わってしまった感じだった。 でもきっと好きな書き手なんだと思う。また別の作品も読みたい。
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