ゆかり "重力ピエロ(新潮文庫)" 2026年2月18日

ゆかり
@yukari3682
2026年2月18日
重力ピエロ(新潮文庫)
最後の病室での親子3人の会話がすごくすごく良かった。いずみの吹き出すところ、嬉しかったし、血のつながりより大切なものを教えてくれた。実際自分がこのようなことに直面したら、産むことを選べないだろう。それだけ特殊な状況の上、生まれた生を受け止めたお父さんが魅力的すぎる。 ミステリーとしては割とシンプルな方だけど、登場人物のやり取りが面白い。お菓子持っておじいちゃんに謝りに行くところは良かったけど、出頭しないのにはすこしモヤッとしてしまった。悪人を成敗したのだろうがなんだろうが、侵した罪を抱えて生きるのは辛くないかなと思ったけどどうなんだろう。簡単に綺麗にスッキリ終わらせないのが逆にいいのかもしれない。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved