あまね "張込み―傑作短編集(五)―(..." 2026年1月14日

あまね
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@sennadasilva
2026年1月14日
張込み―傑作短編集(五)―(新潮文庫)
松本清張の女たちを読み、そーだったけ?と確認のため再読した。どうしてこの短編集がある?目次で納得した。鬼畜のために買ったんだろう。 相変わらず地味で暗くて、若者や女の子には魅力的ではないかもしれない小説か? カタカナやら抜きことばもなく、改行も少なく、1編が短いのに濃厚で。8編ずっしり。 かつては読み流した「投影」がじんわり沁みたし、オーラスの「カルネアデスの舟板」にあった教科書選定は今も変わらないままではないのか。 戦後、今までの旧い日本歴史は破壊され、その民主化は唯物史観的な左翼の理論に支えられて今日に及んでいる。それを支持してきたのは現場の学校教員である。若い教員ほど進歩的理論を抱き、全国に厖大な組織をもっている。「偏向的」な本が売れてきたのはそのためである。いや、売らんがために教科書会社がそのような内容をつくったのである。出版会社にイデオロギーはない。イデオロギーを教科書に盛ったのは、商売のための手段に過ぎない。
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