張込み―傑作短編集(五)―(新潮文庫)

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あまね@sennadasilva2026年1月14日読み終わったKindle再読本@ 自宅松本清張の女たちを読み、そーだったけ?と確認のため再読した。どうしてこの短編集がある?目次で納得した。鬼畜のために買ったんだろう。 相変わらず地味で暗くて、若者や女の子には魅力的ではないかもしれない小説か? カタカナやら抜きことばもなく、改行も少なく、1編が短いのに濃厚で。8編ずっしり。 かつては読み流した「投影」がじんわり沁みたし、オーラスの「カルネアデスの舟板」にあった教科書選定は今も変わらないままではないのか。 戦後、今までの旧い日本歴史は破壊され、その民主化は唯物史観的な左翼の理論に支えられて今日に及んでいる。それを支持してきたのは現場の学校教員である。若い教員ほど進歩的理論を抱き、全国に厖大な組織をもっている。「偏向的」な本が売れてきたのはそのためである。いや、売らんがために教科書会社がそのような内容をつくったのである。出版会社にイデオロギーはない。イデオロギーを教科書に盛ったのは、商売のための手段に過ぎない。
niwa@niwabun2025年11月2日読み終わったaudible傑作揃いなだけあって、どれもめちゃくちゃ面白かったー! 松本清張って……天才!?!?(あたりまえ体操 表題作の『張り込み』は、あの時代の女性が単調な日常に押し込められて搾取されてる様子も丁寧に書いてて、松本清張ってもしかしてあの時代にはあまりない視点を持ってたのかな……と思った。 犯人視点のお話もスリリングで面白かったし、 人間の欲や思い込みが事件を複雑にするお話が多くて、人間ドラマも含めてワクワクした〜! 警察に報連相する人は助かる話の後に、警察に報連相せず自分で行動した人は殺される話しがきて、 やっぱ警察に相談大事だなーーーー!という気持ちが新たになった。 人間書くのうますぎる。 audibleで有名作以外だと何故かこの短編集から配信されたけど、1〜4も配信きてほしいー!
