
ちょこ
@chocorate
2026年3月3日
フィフティ・ピープル[新版]
チョン・セラン,
斎藤真理子
読み終わった
お、おもしろかった...!!!
主人公のいない小説。
そことそこが繋がるのね、とか
名前でてなくてもこれあの人だ、とか。
「この世が崩れ落ちてしまわないように包んでいてくれるのは、何気なくすれ違う人々をつなぐ、ゆるやかで透明な網」(あとがきより)
お互いがお互いの人生と交錯している様子。
最初の構想で考えていた題名は「みんなが踊る」だったそう。
かわいい💃🕺🪩
「隣人に手をさしのべること、心を傾けることは本来、楽しいときに思わず体が動いてしまうのとら同じくらい、自然なことではないだろうか」(訳者より)
自分が語る姿と、他者から語られる姿のギャップや
両方を知ることでその人がどんな人かの輪郭がはっきりしてくるのが面白かった。
で、繋がりがちょっとずつあるお話なのね。みんな人生いろいろあるよね。って読み進めていたら...最後直前で、アレ?これまさか...と思ったら。ラストの「そして、みんなが」そーなるのねぇぇ?!?!!って驚きとすっきりとした充実感!!!!🦎🔥
これは、相関図ほしい...
と思ったらネットにたくさんあった。
みんなすごい。
各キャラのイラストがついてるのもイメージしやすくて良い。
いいなと思った話は下記のもの。
わりかし明るいストーリーが今の気分なんだなあ。
あとは、ひどい環境のなかでも自分なりに努力する人が好きなんだな。
イ・ホおじいちゃん好き〜
おなじ年長者でも鼓膜クラッシャーとの対比なのだろうか。
チェ・エソン やさしい義母
ムン・ウナム 気のいいおじさん
ハン・スンジョ 犬想いのタトゥアーティスト
キム・ヒョッキン シャイな麻酔科医
イ・ホ 運のいいおじいさんの医者
ホン・ウソプ ソゲッティングとタイミング
オ・ジョンビン 友達思いの男の子
パク・イサク 要領よく生きてるけど、自分を見つめ直す学生
ナム・セフン 人に好かれる青年
ソ・ヒョンジュ 問題と向き合う誠実な若き医療従事者
何年か後に読んだら
気になる人物も変わってるのかもしれないな。
🎈
作者のチョン・セラン
「入り口の風船みたいな作家でありたい
複雑な思考や苦悩を読書と共にしてくれる作家はたくさんおられるので、私は軽やかな、気安い作家になりたい」
文学に接近するエントランスで読者を迎える存在
🎈
韓国で最も権威ある文学賞の一つ
第五十回韓国日報文学賞受賞
○きわめて読みやすく、また強い吸引力を持っている
○皆がつながっているという感覚と、連帯への意思を回復させようとする姿勢がある
