ヨシユキ "かがみの孤城" 2020年3月14日

かがみの孤城
かがみの孤城
辻村深月
様々な理由で学校に行けない男女7人が5月から3月の間、鏡を通っていける狼の面を被った少女のいる「城」に自由に行き来して、願いを叶えられる鍵を探していく。 7人それぞれに学校に行けない暗い理由があって、同じ境遇同士だから、分かり合える部分もあって、けど逆に踏み込めない領域もあったりして、学校で誰でも感じたことがある雰囲気や心情が繊細に表現されていて、読んでて悲しくなっちゃうところもある。 後半になるにつれ、なんでこの7人が集められたのか、なんでこの城に集まるのか、などの理由がわかってきながら、新しい謎も生まれてきて、それが最後の最後にきれいに回収されて、感動するし、すっきりする。 感動度とおもしろさ、すっきり感はすごいよかったけど、やっぱり途中でネガティブな内容が多いのは、嫌な人はいるかも。
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