
神木紗由
@kamiki_sayu
2026年1月11日
神都の証人
大門剛明
読み終わった
直木賞候補
第174回(2025年下半期)直木賞候補作。
波子の父親は冤罪を着せられ、死刑囚として収監されていた。
無実を証明するために立ち上がったのは、偶然出会った弁護士、吾妻(この人が主人公1)
吾妻さんはギリギリ(アウト)の手段を使い、戦っていく。
……まあそこで、死者が出てしまったり、うまくいかなかったり、なんだかんだあって志を同じくした司法関係者をリレーして昭和から令和、80年に及ぶ長い戦いの物語。
章ごとに語り手が変わるんですが、その変更タイミングが毎度毎度「ひえ」って声が出てしまう。なんでそんな。そんなばかな。どうして、どうして。
めっちゃヘヴィです。最後は転がり落ちるように収束していき、今までの流れが走馬灯のように脳裏に過ぎりまくるわけですが、<最終章主人公>さん、その決断は! 本気で言ってますかね!?
……最初から最後まで「正義」について考えさせられる、イヤミスの一種ではあると思う。私はあとから帯を見て気づいたけれども、染井為人さんがコメントを寄せている時点でその辺はある程度お察しでしたね。
いやあなんというかこれはネタバレなしに良さを説明するのが難しいので、興味を持ったら迷わず読んで欲しい。
私は読み終わったあとに表紙を見て「ああー!」ってなったよ。ああー!