Blueone "なぜ日本文学は英米で人気があ..." 2026年1月15日

Blueone
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@bluestuck4
2026年1月15日
なぜ日本文学は英米で人気があるのか
たしかに日本文学がめちゃくちゃ平台に積まれているな〜と数年前のロンドンで思った。小川洋子の「The Memory Police」を読んで、めちゃくちゃ良かったんだよな。こうした流れの背景にはどんなことがあったのかが分かりやすくまとめられていて面白かった〜。 あと、改めて翻訳を介して作品を読むということについても考えさせられた。 ーーー ここでいちばん留意したいのは、「世界文学とは、翻訳を通して価値が減ってしまうものではなく、むしろ豊かさを増すものに限る」という(2)の主張だろう。 これは、ゲーテの「他国の人々のほうがときとして作品をよく読みうる」という提言とも親和性をもつ。同時にオリジナル言語での読者に対して、異言語の翻訳を通した読者は理解者としても鑑賞者としても一段下にあるという学術界の常識に、新たな可能性を提示するものだった。翻訳およびその読者というのは、原作とその読者に対してつねに「遅れて」いる。しかし「遅れてきた者(レイトカマー)」だからこそ持ちうる新たな視点もあるはずだ。(p180)
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