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@YunhO323
2026年1月15日
わたしの知る花
町田そのこ
読み終わった
久々に息ができないほどに泣きながら読んだ一冊。
平さんと悦子さんの生き様が孫の安珠らによって明らかになるお話だった。
『クロッカスの女』にて香恵さんの言葉に救われたが、読み進むうちにあれだけ自分にとって良い言葉を生み出す人物の生き様に呆れてしまった。
そのようなことを含めて読んでいて色んな感情に支配され、混乱し、疲れてしまったがその分大いに感情移入もし、ひとつのドラマを全て見終えたような感覚だった。
悦子さん視点の『ひまわりを、君に』では終始涙が止まらなかった。とてもやるせなくて、悔しくて、悦子さんをエコちゃんと呼ぶ時代の2人でいつまでもあって欲しかった。
ひまわりのブローチを直接渡すことは出来なかったが、最終的にはエコちゃんの元に渡り、お互いの気持ちが分かったのはせめてもの救いだと思った。
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"芯はね、自分が自分の力で集めて作るものよ。思い出や、自信。私は大事なひとそのものを芯にしようとして、自分だけでなく大事なひとすらも傷つけて、失った"
"まっすぐに生きてきたひとは、いつか愛される。まっすぐに誰かを求めたひとは、いつかまっすぐに求められる。背中を、追ってくれるひとが現れる。"
"いいも悪いも、誰かが決めることじゃないんだ。仮に、いいと言わない奴らがいたとしても、気にしなくていい。そもそも他人が誰かの生き方を否定する方がおかしいんだ。否定した奴らは否定するだけで、お前の人生を保証してくれるわけじゃない。お前が、お前に素直に生きることだけが、正解だよ"
"たくさんのひとの意見も大事だけど、あたし本人が感じたものを信じるのも、大事だなっていまは思っています"
"どれだけ苦しい生活でも、大切な出会いや大切な育みは止められないもんだねえ"
"最後まで、生きてくしかないんだよねえ。どれだけすれ違っても、大事な相手も一所懸命生きてると思って、願って。ひとは、それしかない。たまに会えたら、めっけもんさ"


