わたしの知る花

23件の記録
- なかしまみさ@misa_k_s2025年5月11日読み終わった春ようやっとこ読了。 ほんとは連休前に読み、連休中には読み終わってるはずだったけど…。 初めての町田そのこさんーーー。 めっちゃんこ読みやすい文章。 入りで全然ノラない…ってことがしょっちゅうあるんやけど、この本は最初っから読みやすすぎてすんなり世界観に入れた。 平さんを取り巻く数奇な運命みたいな物語。 短編が連なっていて一つの作品になってるんだけど、どの話に出てくる登場人物も、心情がすごく丁寧に描かれていてよき。 お母さんと仲違いしてしまった話とか結構泣いた。そして2つ目くらいまで、え?どういう時系列なん?ってなったけど、読み進めれば読み進めるほどに複雑な人間関係とか、事件とかが明るみになっていって。 好きっていう感情ってこんなに複雑で、種類があるもんなんだなぁってしみじみとしました。 ほんと買ってよかったし、本棚に置いておきたい本で、町田そのこさんが人気のあることにもうなずける内容だったー。
- 🅿︎@apricity2025年5月10日読み終わったGWのお供に、!と思ってたのに1日と少しで読み終わってしまったくらいにのめり込んでしまったから、すごく読み応えはあったのに、あまりに猛スピードで読了したので、わかってても少しずつページをめくって、あえてゆったり楽しむのも素敵だと思う。(むずかしいだろうけど) 最終章とエピローグは涙しながら読んだ。いつかこんな風に一生をかけて想うほどの人に出逢えるのでしょうか…「人はあっけなくいなくなるから、その瞬間を大切に、刹那を生きよう」って頭では分かってるはずなのに、なぜか見栄とか慣れで意図せず手が離れてしまうことを、人はいつになってもそうなってしまってから後悔するんだなと感じた。人に花を渡したいし、自分にも花をあげたい。
- トオル@to_ru2025年4月25日読み終わった借りてきた久しぶりに胸が苦しくなる小説を読んだ。あの時こうしていたら、こんな言葉をかけていたら。どうにかこの最悪を回避できなかったのかと考えるけれど、それだけで終わるのではなく最後は希望が見えたのは救いだった。おじいさんと奏斗の章はその中でもふわっと優しい気持ちになれてお気に入り。何もかもが時代のせいというわけじゃないけれど、少しでも自分が自分のままで生きていけるようになっていたらいい。