わたしの知る花
59件の記録
yuno_yyxy@yuno_yyxy2026年2月11日読み終わった2/11 読了。 この小説で伝えたいことは、最後のセリフに詰まってるなと感じた。 複数の視点から、何人もの登場人物が現れて、葛城平を巡る話が描かれるが、一貫して大切な人への祈りが語られていた。 その軌跡が生き様なり想いなり、何らかの形で残り、繋がっていく...... 作中で度々出てくる花は、その祈りを託すこと、託さなかったことの暗喩としての意味が込められてたのかも。 2/10 1章から3章まで読んだが、全部独立した長編として書けるやろ、ってくらい物語の強度が高い。 それぞれ視点は異なるが、必ず葛城平という男が人間関係の中に登場する。 話者の視点から平のもどかしくも優しい人間性とそれ故の取り返しのつかない苦しみが解くように描かれている。 これに結びつく形で、章毎の主人公の親友や家族関係に気付きがもたらされ、話者の内省が深まる......そんな話。 135Pで書かれた、「大事な人が笑っている、それだけでいいのよ。」のくだり、なぜかめちゃくちゃ刺さったし、ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』を思い出した。


おもち@alpaco2026年1月18日読み終わった借りてきたとてもとても良かった。 どうしてこうなっちゃうんだろうとか、掛け違えたかに思えるボタンの数々だったり、自分の力ではどうしても抗えないこともたくさんあるけれど、自身の中に芯を持ち続けられれば、それらが然るべきタイミングで心の中に根付いていき、人生を豊かにしてくれるんだと信じさせてくれる強さを持った物語でした。 一緒に生きて、同じ場所で、最愛の人とその芽を育めれば、それはもちろん素晴らしいことだけれども、違う場所で、たとえその人の実体がそこになくても、光を灯し、輝きを守り、育て続けることはできるんだなと思いました。それだけのしなやかな強さを自分の心にもって生きていけたらいいな。 すべてが愛しいと思いながら、本を閉じました。



りむ@rimurimu2026年1月15日読み終わった読書日記こころのメモに留めておきたい文章本当に読んでよかった…… 章ごとに視点が変わり、平さんの過去が暴かれていくのが楽しい あらすじを全く見なかったので平さんの死に衝撃を受けて思わず泣いてしまったが、平さん不器用な優しさが伝わってきた 心苦しく、切ない でもそれだけではなく主人公安珠と、友達の奏斗の成長や、色々な登場人物の人生を垣間見ることが出来て面白い 最後の最後まであの2人が会えなかったのも、タイミングなんだろうなぁ 「無二の親友になれるタイミング、過去の友人になるタイミング。大切な思い出を共有しあえる存在になるタイミング、もちろん、きっぱり決別するしかないタイミングもある。(中略)どれだけ相手を求め合っていても、考えあっていても、タイミングひとつでズレてしまう生き物なんだよ。」p62
S@YunhO3232026年1月15日読み終わった久々に息ができないほどに泣きながら読んだ一冊。 平さんと悦子さんの生き様が孫の安珠らによって明らかになるお話だった。 『クロッカスの女』にて香恵さんの言葉に救われたが、読み進むうちにあれだけ自分にとって良い言葉を生み出す人物の生き様に呆れてしまった。 そのようなことを含めて読んでいて色んな感情に支配され、混乱し、疲れてしまったがその分大いに感情移入もし、ひとつのドラマを全て見終えたような感覚だった。 悦子さん視点の『ひまわりを、君に』では終始涙が止まらなかった。とてもやるせなくて、悔しくて、悦子さんをエコちゃんと呼ぶ時代の2人でいつまでもあって欲しかった。 ひまわりのブローチを直接渡すことは出来なかったが、最終的にはエコちゃんの元に渡り、お互いの気持ちが分かったのはせめてもの救いだと思った。 ✍️ "芯はね、自分が自分の力で集めて作るものよ。思い出や、自信。私は大事なひとそのものを芯にしようとして、自分だけでなく大事なひとすらも傷つけて、失った" "まっすぐに生きてきたひとは、いつか愛される。まっすぐに誰かを求めたひとは、いつかまっすぐに求められる。背中を、追ってくれるひとが現れる。" "いいも悪いも、誰かが決めることじゃないんだ。仮に、いいと言わない奴らがいたとしても、気にしなくていい。そもそも他人が誰かの生き方を否定する方がおかしいんだ。否定した奴らは否定するだけで、お前の人生を保証してくれるわけじゃない。お前が、お前に素直に生きることだけが、正解だよ" "たくさんのひとの意見も大事だけど、あたし本人が感じたものを信じるのも、大事だなっていまは思っています" "どれだけ苦しい生活でも、大切な出会いや大切な育みは止められないもんだねえ" "最後まで、生きてくしかないんだよねえ。どれだけすれ違っても、大事な相手も一所懸命生きてると思って、願って。ひとは、それしかない。たまに会えたら、めっけもんさ"


はる@haru_reads2025年9月14日読み終わったいつかの日のことを後悔しないために、まっすぐに向き合うこと。 本気で向き合うこと。 諦めないこと。 あの時ああしていれば、な、たらればがたくさんあった過去で いろんな後悔が解決することがないことがどうしようもなく切なかった。 おれからの花はきっと、縁起が悪い と言っていたけど 長い時を経て最後に花を受け取った最愛の人は笑っていた。幸せそうだった。 後悔は消えないのかもしれないけれど、 幸せだったことも消えない。 どうか幸せになってと願わずにはいられない。そんな切なくて、優しくて、温かい物語。
なかしまみさ@misa_k_s2025年5月11日読み終わった春ようやっとこ読了。 ほんとは連休前に読み、連休中には読み終わってるはずだったけど…。 初めての町田そのこさんーーー。 めっちゃんこ読みやすい文章。 入りで全然ノラない…ってことがしょっちゅうあるんやけど、この本は最初っから読みやすすぎてすんなり世界観に入れた。 平さんを取り巻く数奇な運命みたいな物語。 短編が連なっていて一つの作品になってるんだけど、どの話に出てくる登場人物も、心情がすごく丁寧に描かれていてよき。 お母さんと仲違いしてしまった話とか結構泣いた。そして2つ目くらいまで、え?どういう時系列なん?ってなったけど、読み進めれば読み進めるほどに複雑な人間関係とか、事件とかが明るみになっていって。 好きっていう感情ってこんなに複雑で、種類があるもんなんだなぁってしみじみとしました。 ほんと買ってよかったし、本棚に置いておきたい本で、町田そのこさんが人気のあることにもうなずける内容だったー。
夏@apricity2025年5月10日読み終わったGWのお供に、!と思ってたのに1日と少しで読み終わってしまったくらいにのめり込んでしまったから、すごく読み応えはあったのに、あまりに猛スピードで読了したので、わかってても少しずつページをめくって、あえてゆったり楽しむのも素敵だと思う。(むずかしいだろうけど) 最終章とエピローグは涙しながら読んだ。いつかこんな風に一生をかけて想うほどの人に出逢えるのでしょうか…「人はあっけなくいなくなるから、その瞬間を大切に、刹那を生きよう」って頭では分かってるはずなのに、なぜか見栄とか慣れで意図せず手が離れてしまうことを、人はいつになってもそうなってしまってから後悔するんだなと感じた。人に花を渡したいし、自分にも花をあげたい。



トオル@to_ru2025年4月25日読み終わった借りてきた久しぶりに胸が苦しくなる小説を読んだ。あの時こうしていたら、こんな言葉をかけていたら。どうにかこの最悪を回避できなかったのかと考えるけれど、それだけで終わるのではなく最後は希望が見えたのは救いだった。おじいさんと奏斗の章はその中でもふわっと優しい気持ちになれてお気に入り。何もかもが時代のせいというわけじゃないけれど、少しでも自分が自分のままで生きていけるようになっていたらいい。












































