読書猫 "踊り場に立ち尽くす君と日比谷..." 2026年1月9日

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2026年1月9日
踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君
“主人公、由嘉里の思い、「この私の手からデータが発信されること自体が祈りで、その祈りはライのためでも私のためでもなく何者のためでもない、この世に存在する全ての分かり合えないもの同士の関係への祈りなんだ」これはそっくりそのまま、私のこの小説への思いと一致している。深海の底に落ちた空き缶のように孤独だったあの時の私が育て始めたこの祈りが、一人でも多くの人に降り注いで、たまに誰かの体を温めますように。” “結局のところ、フィクションを作る才能というのは、自分にとっていかに都合の良くない物語を作れるかにかかっているのではないだろうか。そして自分にとっていかに都合の良くない物語を作れるかは、大凡この世界自体がいかに自分にとって都合が良くないか、によって定まるのかもしれない。” “真実に辿り着くなんて無理ゲー、だったら真実なんて追い求めず楽しくやろうぜってなるのも無理はない。でもワンチャン目隠し耳栓全身拘束具でも世界の裏側にあるこの世に一つの真実の口に辿り着けるんじゃね? と思ってる酔狂な人が創作に縋っているんじゃないかとも思うのだ。そしてだとしたら、私は永遠にその人たちに交じってそこを目指していられる気がするのだ。”
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